どうせできないというのは単なる思い込み【あなたのせいじゃない】
「自分にはどうせ無理だろうって思ってしまうんです」
〝なぜできないのだろう〟ではなく〝どうせできない〟
これは実力ではなく、単なる心理的なものです。
簡単にとは言えませんが、意識を変えることで解決できます。
この思い込みを解決すれば、精神的にも楽だし最高です。
私も「どうせ無理だろう」と思っていた状態から起業しました。
これは実力以前に、気持ちを切り替えることができたからです。
今回はまず、「どうせ無理だろう」が思い込みであると理解しましょう。
そして具体的に自分を否定しない方法を解説します。
この記事でわかる内容
- なぜできないと決めているのか
- 自分を疑って信じようとしない
- できるかより気にしないが大切
それではひとつずつ解説します。
どうせできないというのは単なる思い込み【なぜできないと決めているのか】
「自分にはどうせできない」
特別な感情ではありません。
この考えかたを持っている人は、わりと多いです。
ではなぜ〝どうせできない〟という考えになるのでしょうか。
- 家族に否定され続けて育った
- 学校で先生に否定され続けた
この〝され続けた〟という２つがポイントです。
「どうせできない」と思い込まされたのです。
では、質問してみます。
Q：とんでもない巨大な失敗をしたことがありますか？
どうせできないという人ほど「一度もない」と答えるんです。
そして自信のある人ほど「なんどもある」と答えます。
| どうせできないと思う人 | 行動しないので失敗も成功もしない |
| 自分はできると思える人 | 行動しまくるので成功も失敗もある |
どうせできないという人は、失敗を恐れている理由があります。
失敗については別記事で解説していますのでご覧ください。
参考記事：失敗を恐れずに立ち直る方法【成功へ変える】
・できると思う人は失敗している。
おかしいことに気づきますか？
気づいているはずなのになぜ、どうせできないと思うのでしょう。
親や学校で、否定され続けてしまうことがあります。
しかも、否定され続けていることは小さなミスです。
- 飲み物や食べ物をこぼした
- きれいに服がたためなかった
- テストの点数が良くなかった
それぞれは大したことではありません。
しかしくり返し言われ続けると、精神的にやられてしまいます。
気づいたときには、洗脳された状態が完成します。
「自分は何をやってもどうせできないんだ」
ただそれだけなんです。
本当に能力がないのではなく、そう思い込んでいるだけなのです。
どうせできないというのは感情であり、事実ではありません。
残念ながら、育った環境が左右しているのは事実です。
しかしすでに自立しているなら、この思い込みを外すだけです。
〝どうせできない〟は身近な人からすり込まれた単なる思い込みです。
どうせできないというのは単なる思い込み【自分を疑って信じようとしない】
相談にくる人で「どうせ無理なんですよ」という人がいます。
なんども説明して、意味がわかるところまではいく。
日が経つにつれて、やっぱり自分には「どうせできない」という。
やはり、幼少期にすり込まれたものは簡単には消せません。
とはいえ、人のせいにしていても改善もしませんよね。
どうせできないという逃げを利用するようになってはいけない
・幸せになりたい。
・なにかに挑戦したい。
・行動して人生を変えたい。
誰もが大人になって一度は思うことです。
しかし「どうせできない」という人は逃げます。
やってもできないと思い込んでいるので、行動しません。
自分は人生あきらめてるから
しょせん人生なんてそんなもの
いまが良ければ最高でしょ
「どうせできない」と思う人は、ありがちなセリフを言います。
どうせできないという、自信のなさをごまかしている状態です。
参考記事：自信を持てないままで勝つ方法【克服の必要なし】
一方で、本心はどうなのでしょうか。
本心は変わりたいと思っています。
それでも「どうせできない」と思っている。
特徴として、うらやましい感情や嫉妬心が強くなります。
なんとか自分の気持ちを保つために、人をバカにし始めます。
自分より上の人を見ては絶望し、強がりを言う。
自分のことは、どうせ変われないと思っているので放置します。
自分を放置する限り、一生「どうせできない」のままです。
若いうちは遊んだり趣味に打ち込めば、ある程度ごまかせます。
しかし年をとるほど、ごまかせなくなります。
結婚したり家族が増えたり、社会的な立場も変わります。
結果的に、逃げ続けることができなくなります。
逃げ続けると「どうせできない」が「本当にできない」に変わります。
どうせできないというのは単なる思い込み【できるかより気にしないが大切】
先ほど〝できると思っている人は失敗している〟と解説しました。
できると思っている人は〝途中のできない〟を気にしていません。
実際は気にとめて、分析と改善をしています。
しかし、自分を信じて行動しています。
大切なのは「どうせできない」という疑いを持たないことです。
大切なのは「やりたいことをやろう」と思える感情です。
できない姿を他人に見られてもどうでもいいと変える
当然、行動すれば失敗は避けれません。
では失敗を恐れているのではないわけですね。
恐れているのは〝やっぱりできない自分を見たくない〟です。
正確に言うと、やっぱりできない自分を〝見られたくない〟です。
親や学校で、繰り返しのダメ出しをされた結果です。
他人からの評価を気にしているのです。
できるか、できないかではなく周りからの評価を恐れているのです。
しかし自分はできると思っている人は、他人の目を気にしていません。
しかし変わらない限り、そのまま人生が終わってしまいます。
他人の目を気にして、カッコをつけてもカッコはついていません。
これは本質ですが、あなたのごまかしはバレています。
言わないだけで、よほどの人でない限り見抜かれています。
そんな人生よりも行動すべきです。
親が見下してくるなら、家を出ればいい。
それすらも自信を持てなくされているかもしれません。
それでも行動を起こしましょう。
誰もバカにしていないし、バカにする人は無視すれば良いだけです。
自分に自信を持てる人であっても、バカにされたりします。
失敗をバカにしない人とだけ関わりましょう。
どうせできないという感情のままでは、なにも達成できません。
必ずできるという感情でも、失敗することだらけです。
恐るべきなのは失敗ではなく、どうせできないを放置してしまうこと。
どうせできないというのは単なる思い込み【まとめ】
いかがでしたか？
意味はわかったけど、まだ「どうせできない」と思いますか？
いつまでも親や学校のせいにしても、なにも変わりません。
思い込ませた原因はあっても、気づいたのであれば自分次第です。
〝変わりたい〟かではなく〝変わるのか〟です。
簡単なことからで大丈夫です。
・SNSで、ひとつだけでもつぶやけた！
・近所の人に元気なおはようが言えた！
・英単語を昨日より、ひとつ多く覚えた！
昨日までの自分とは別の行動をとりましょう。
そして、変なことを言う人からは離れましょう。
どうせできないという思い込みを放置しない
今回の記事をまとめます。
- なぜできないと決めているのか
- 自分を疑って少しも信じてない
- できるかより気にしないが大切
⒈あなたの責任はゼロです。思い込まされただけです。
⒉どうせできないと思っている限りなにもできません。
⒊できないことは当たり前。気にしないことがすべて。
行動はつねに失敗がセットです。
失敗して、分析して改善する。
ただこれだけです。
途中でやめない限り、新たな自分を見ることができます。
「どうせできない」なんて、くだらない思い込みは捨てましょう。
小さな失敗の先に「どうせできない」はありません。
そこには、なにかしらの成功が見えてきます。