失敗を恐れずに立ち直る方法【成功へ変える】

人生

「挑戦したのに失敗した」
「何度やっても失敗してしまう」

失敗は成功の・・・と言われていますがどう思いますか?
この名言は、まさに本当です。

私もこれまでに、数え切れないほどの失敗をしてきました。
しかも、いまでも失敗だらけです。

今回は失敗を恐れる必要がないことを踏まえて、
失敗を活かして立ち直る方法や、成功への進み方を解説します。

しっかり読んでいただければ、失敗は恐れる必要がないことを理解できます。

この記事でわかること

  • 行動しない失敗を恐れるべき
  • 失敗で手に入れる最強データ
  • 王者ユニクロ1勝9敗の理論

それではひとつずつ解説します。

失敗を恐れずに立ち直る方法【行動しない失敗を恐れるべき】


「なるべくなら失敗したくないんだけど・・」

誰もがそう思っています。
まず、この考えを捨てましょう。

そもそも失敗をするつもりで挑戦する人はいません。

100%成功するのであれば挑戦ではないし、恐れるはずがない。
「できれば失敗したくない」と思えるからこそ、挑戦なのです。

  • オリンピックに出るなら、金メダルを取りたい
  • 資格取得や検定試験を受験したら合格したい
  • ビジネスで起業したら売り上げを伸ばしたい

誰でも挑戦するときに、失敗したいとは思っていません。
しかし失敗は、どうでもいいほど考えるべきではないのです。

失敗を恐れて行動しない人は、
行動しないまま歳をとることを恐れるべき
です。

恐れて行動しないと、人生の失敗から立ち直れない

失敗を恐れて行動しない人がいます。
さらに、もうひとつの恐れるべき失敗も解説します。

〝成功しそうなことにだけ挑戦する〟

とても危険な行動ですが、多くの人が気づいていません。
成功しそうなことだけに挑戦すると、なぜ危険なのでしょうか。

  1. 失敗すると次の挑戦を恐れてしまう
  2. 結果的に挑戦したことになっていない
  3. 成功しても達成感がほとんどないまま

意外にも多くの人がこのケースに悩まされています。

なぜ成功しそうなことにしか挑戦しないのでしょう。
もちろん失敗を恐れているからという理由はあります。

もうひとつの理由は〝他人の目〟です。
「他人に失敗を知られたくない」という心理です。

他人の目を気にしてもメリットはありません。
もはや、行動のためにはデメリットだらけです。

他人の目を気にする人は、別記事で解説しています。
まずはそちらを読んでいただくことをオススメします。
参考記事:他人の目が気になる人は幸せになれない【すぐやめよう】

理由はどんなものであっても、行動を恐れるべきではないです。

他人の目はもちろん、気にすべきではありません。
成功しそうなことだけに行動しても、意味のある挑戦になりません。

失敗を恐れるよりも、行動せずに後悔する人生を避けるべきです。

失敗を恐れずに立ち直る方法【失敗で手に入れる最強データ】


あなたが行動して失敗したとします。
いままでにも失敗の経験があるなら、思い出してください。

重要なことは〝失敗した理由〟です。
失敗した理由は、あなただけが持つ成功へのデータとなります。

行動しなければ、知ることができなかった貴重なデータです。
貴重なデータを分析して改善し、成功へ活かせば良い。

失敗を後悔だけで終わらせてしまうと〝単なる失敗〟なのです。

立ち直れない失敗はデータが取れなかったとき

〝失敗とは、なんのデータも取れなかったとき〟

キングコング西野氏の有名な言葉です。
失敗について、もっとも正しい表現をしています。

なにか新しい行動をすれば、失敗はつきものです。
しかも挑戦は、小さな失敗をしながら成功に近づきます。

TOEICを受けようが、起業を目指そうがすべて同じです。
その途中で経験する失敗の中で、怖いことはなんでしょう。

「なぜ、失敗したかわからない」

失敗した理由がわからないと、改善すべきことがわからないのです。
挑戦のレベルが高いほど、立ち直れない失敗になってしまうのです。

しかし、安心してください。
世の中で経験できる失敗のほとんどは、失敗した理由がわかります。

TOEICならスピーキングがイマイチだった。
起業を目指すなら、自分の弱点が見える。

大切なことは失敗しても、そのままで終わらせないこと。
失敗した人だけが得る、最強のデータを探し出してください。

その改善点を分析し、成功へ向かうだけで良いのです。
失敗は少しも恐れるものでも、挫折するものでもありません。

行動したからこそ経験できる失敗は、恐れるよりも燃えるべきです。

失敗を恐れずに立ち直る方法【王者ユニクロ1勝9敗の理論】


「1勝9敗ってボロ負けじゃん」

ボロ負けですね。
しかしこの言葉は、ユニクロ柳井社長の名言となっています。

ユニクロといえば、ファッション界ひとり勝ちのような会社です。
柳井社長の〝1勝9敗〟とはどういうことなのでしょうか。

言葉通り、10回の挑戦で9回は失敗しているということです。
これはすごいことのようですが、わりと納得できる事実です。

恐れずに失敗した人だけがつかむ成功への方法

新たな挑戦や行動をするなら、簡単に成功はしないはず。
成功までの間には、いろいろなことを試したりもします。

  1. 成功にたどり着くまで、たくさんの方法で失敗をしている
  2. 成功を手に入れるためには、多くの失敗は避けられない

どちらの場合もあてはまる〝1勝9敗の理論〟です。

もうひとつ例を挙げます。

野球の世界で、バッターは3割を打てたら好成績とされています。
10回の打席で、3回のヒットを打っているということです。

誰もが知る、イチローでも4割にはたどり着けませんでした。
わかりますか?10回打って7回は失敗してるんですよ。

逆を言えば、7回の失敗の中で分析し、改善しているのです。
失敗をそのままにしないからこそ、生まれている3回のヒットなのです。

一流とされている人ほど失敗を恐れていません。
もはや、立ち直るという感覚もないほど普通に失敗しています。

9回の失敗の中から、1発の成功へつなげるのです。
それは9個のデータを持っているということでもあります。

多くの失敗の意味を知れば、簡単に立ち直れるのです。

失敗を恐れずに立ち直る方法【まとめ】


なぜ、多くの人が失敗を恐れるのか。
私はその答えをほとんど知っています。

私が〝誰よりも失敗を恐れていた〟からです。
かつては転職すら恐れていたほどでした。

だから失敗を恐れる人の気持ちが、とてもわかります。

恐れるべきは失敗よりも行動しないことだった

私は失敗や変化を恐れていた十代の頃に、あるきっかけがありました。

たまたまですが、近くにいた人が挑戦しまくる人だったのです。
途中に失敗しているのですが、気にもしていないように見えました。

十代とはいえ、行動すればどんどん変化していきます。

その友人は圧倒的な行動力で、どんどん成長していきました。
私はそばで見ていたある日、あることに気づけたのです。

「このままでは、自分はダメな人生になる」

残る選択は、行動するしかありませんでした。

誰でも失敗はしたくはないですね。
しかし、失敗を恐れて行動しないと成功も経験しません。

安全な行動で得る成功は、見せかけでしかありません。
本人が一番よくわかっているはずです。

失敗を恐れず、他人の目も恐れず行動しましょう。

9回の失敗をしまくって、1回の成功を手に入れてください。
7回の失敗から分析と改善をして、3回の成功へとつなげてください。

失敗は成功のためのエネルギーです。
恐れなければ、簡単に立ち直れます。