他人と比べてしまう性格の自分をやめる【経験者が解説】

人生

常に他人と自分を比べて劣等感を感じてしまう人がいます。
自分の体験や成し遂げた結果を見ずに、
他人と比べて勝手にネガティブになる人は、割と多いのです。

あなたはすでに幸せなのに、気づいていないのかも知れません。
他人と比べている限り、常にネガティブな感情は付きまといます。

しかしこの思考には、きっかけと原因があるのです。

今回は他人と比べてしまう性格を捨てて、
本来の自分で生きるための方法を解説します。

この記事でわかること

  • 自信がないから他人と比べてしまう
  • 比べてしまう原因を完璧に理解する
  • 比べる意味がないことを理解して解決する

この記事のオススメ読者

  • 自分に自信が持てない
  • 常に他人の目が気になる
  • 他人と比較して幸福度合いを判断する

それでは1つずつ解説します。

他人と比べてしまう性格の自分をやめる【自信がないから他人と比べてしまう】


あなたは他人と、どんなことを比べるのでしょうか。

  • ルックス、ファッションなどの容姿
  • 収入や肩書きなどの社会的地位

この辺りが多いのではないでしょうか。
原因はたった一つ。

〝自分に自信がない〟からです。
その人の容姿や、成功している姿に劣等感を持ち続けます。

自分に自信がないと永久に他人と比べます

収入が低いうちは高い人と比べ、勝手に劣等感を持ちます。
しかし、収入がその人を超えると勝った気にはなるのですが、
その人ひとりだけを上回っただけなので、自信がある性格にはなりません。

このように他人と比べる人が負けたときに取る行動があります。

  • 完全に口を閉ざし、その人を話題に出さない
  • あらを探し始め、貶す(けなす)ようになる

自信がある人は負け(と感じること)をエネルギーにしたり、
まったく他人を気にもせず淡々と進んでいきます。

自信がない人は競うこともせず(競う必要などないのですが)
中には、比べることをやめずに陰口を言うのです。

まずは陰口や噂話を今すぐやめるべきです。

解決策は3項目で詳しく解説しますが、自信がなくても
他人との比較はやめるように心がけるべきです。

他人と比べて自信を失う性格を改めて解決しましょう。

他人と比べてしまう性格の自分をやめる【比較してしまう原因を完璧に理解する】


そもそもなぜ、自分を他人と比べる性格になったのでしょう。
他人との比較はいくつかの原因があると言われていますが、
最大の影響は、あるひとつが挙げられます。

〝子供の頃に、他人と比べるという影響を親から受けた〟

思い当たりませんか?

子供の頃から他人と自分を比べることで劣等感を持った

子供の頃に他人と比べられた記憶はあるでしょうか。

もし無かったとしてもあなたの親の会話から、
他人を羨(うらや)んだり、貶(けな)したりする、
そんなことはなかったでしょうか。

幸せの基準が他人と比べることで決まる。

そのような日常の中で子供時代を生きると、
他人に優劣をつけるようになります。

自信がある人は他人に優劣をつけません。
あなたは自分と他人を比べ、優劣をつけているから
きっと他人もそうしていると思っているのです。

あなたが元から他人と自分を比べる性格だったのか。
決してそんなわけではないのです。

他人と自分を比べてしまう性格は、親や育った環境から受け継いだものなのです。

他人と比べてしまう性格の自分をやめる【比べる意味がないことを理解して解決する】


他人と比べて「勝ったな」あるいは「負けてしまった」と思う中で
あなたは心から「最高に幸せだな」と感じたことがあったでしょうか。
他人と自分を比べる人は、幸せを感じたような錯覚を味わうだけなのです。

優越感を感じて他人を見下すだけ

永遠に幸せを感じることができないのです。

他人と自分を比べる性格を捨てると幸せに向かう

他人と自分を比べてしまう人と実際に幸せな人と
同じような経験をしても、大きく異なる点があります。

  1. これは幸せすぎる!!
  2. これって幸せなことなんだよな…

この二つは似ていますが、まるで違います。
①は心から幸せを感じていて他人と比べてはいません。
②は以下のように他人と比べた結果で判断しています。

この状況はおそらく他人よりもマシだろう

〝15万の月給より20万なんだから幸せなことだろう〟
〝湘南じゃなくてハワイに来れるんだから幸せのはずだ〟
〝あいつのようにリストラされなかっただけ幸せなんだろう〟

常に自分の心ではなく、他人と比べることでしか
自分自身の幸せを測れない性格なのです。

ここまで読んでいただいて、まだ他人と比べることに意味を感じますか?

あなたが30万をもらいたいなら、20万でも幸せではない。
あなたが30万をもらえたら、他人が40万をもらっても関係ないのです。

他人と自分を比べることに意味を持たないことは理解できたでしょう。

他人と比べてしまう性格の自分をやめる【まとめ】


他人と比べてしまうことはゼロではありません。
私自身もそんな時期がありました。
親の影響がかなりあったと確信しています。

常に噂話をし、羨み(うらやみ)、妬んで(ねたんで)いたことを
大人になり、自分を本気で変えたいと思えた後になって理解しました。

心から幸せを感じている人は、
他人と比べて幸せを判断してはいないのです。

他人と比べるをやめてからが、楽で幸せな自分のスタートです

あなたが目覚めて、仕事(家事も仕事)をして家族でも仕事仲間でも
あるいはひとりでも食事ができて、安心して眠れるなら幸せなのです。

そこに余計な思考を入れるから不幸を〝感じる〟のです。

  • あの人よりも収入が欲しい
  • あの人よりも大きなテレビが欲しい
  • あの人よりも海外旅行へ行きたい
  • あの人のように結婚したい
  • あのひとよりも幸せになりたい

これは余計な捨てるべき思考なのです。

こんな人を羨んだことはありますか?

本人は高収入で配偶者もエリート。
家はどれなりに豪華で子宝にも恵まれた。

一見、羨ましいですか?
あなたは表面からしか見ることができません。
家庭内の実態までは見えないのです。

実際にこの家庭の内側にはこんなことがあったのです。

夫婦は仮面夫婦で実は不仲であり、子供は横道に逸れてしまった
家庭内は世間体を気にして、常に円満を演じていた。

外からではこれがわからないのです。
このような家庭に憧れているのは
他人と比べるあなたの性格なのです。

人は表面しか見ることができないのです。
当事者にならない限り、他人の心などわからないのです。

最後に有名な言葉をふたつ書きます。

人がお互いをよく知れば、憧れも憎しみも生まれない
-E・ハバード

しあわせはいつもじぶんのこころがきめる
-相田みつを

この記事が、他人と自分を比べてしまう性格を捨てることにつながりますように。