離婚しない?する?子供のためにできること【実体験】

人間関係 夫婦関係

結婚生活19年目で離婚しましたAkiです。

今回は子供がいる夫婦の離婚について。
果たして離婚は子供にどんな影響があるのか。

離婚が子供に影響があるのは確実です。
しかし大切なことは、何も感じないわけではないのですが、
一般的には悪い面が大きく取り上げられています。

今回はこの点において、実際の体験と併せてお伝えします。

この記事でわかること

  • 親のイメージがそのまま子供に伝わる
  • 離婚=悪い、結婚=良いを消してあげる
  • 離婚によって良くなることを明確にする

この記事のオススメ読者

  • 子供がかわいそうだと思い込んでる人
  • 離婚=悪い、結婚=良いと思い込んでる人
  • 離婚は子供にとって悪い未来になると思ってる人

離婚しない?する?子供のためにできること【親のイメージがそのまま子供に伝わる】

離婚をするか考えている、もしくは決めた場合に
子供の気持ちに対してできること。
これは親として考えなければならないことのひとつです。

まず、大切なことなのですが、子供は離婚をしたことがありません。
それではなぜ、子供は離婚が悪いことだと思っているのでしょう。

  • 日頃の大人の会話
  • 学校での授業参観など
  • 映画やドラマなど

上記したことから、子供は離婚がマイナスなものだと認識しています。
それは実は大人である親自身も同じだったりします。

実際に子供が一番、影響を受けているのは
あなた自身が今回の離婚に対してどう思っているのか。

離婚するかしないかだけでは子供の幸せには無関係です

子供にとって、離婚のイメージは実際によくわかっていません。
それは親などの大人たちが植えつけたものだということになります。

結婚ではニコニコして、離婚では悲しむということ自体、
子供は経験したことがないので離婚自体を悲しむことはありません。

あなたがこれ以上は〝夫婦でいるべきではない〟と思うのであれば、
離婚は幸せになるための行動だということです。

とは言え、子供に対する不安は親として当然でもあります。

・学校で何か言われるのではないか
・授業参観などのイベントで片親はかわいそう

これは実際に私もありましたし、周囲の経験者からも聞くことでもあります。
しかし、この離婚が幸せになるためなのだという希望は確実にありました。

極端に言えば、パートナーを含めて我が子の未来も幸せになる。
不仲の最中だったりすると、早く現状を終えたいという意識かもしれませんが、
その先を想像して掘り下げると、幸せになるために離婚を考えているはずです。

離婚に限らず、子供は経験していないことは知りません。
幸せなことも不幸なことも大人が伝えたり、感じていることで判断しています。

離婚を考える中で、まず親自身がどう感じているのか改めて考えてみましょう。

離婚しない?離婚する?子供のためにできること【離婚=悪い、結婚=良いを消してあげる】

前項の離婚=悪いを自分の頭から取り払うことができた後は
子供にも同じことをしてあげましょう。

基本的には結婚の時に結婚=良いと思って結婚したせいで、
離婚=悪いというイメージになってしまうだけなんです。

離婚や結婚が良い、悪いとは無関係だと知れば子供にできることは明確になる

いろいろありますが、一つ例を挙げます。

・就職=良いこと
・退職=悪いこと

そんなことはないですよね。
退職の原因は色々あったからのはずです。

  • 思ったような仕事ではなかった
  • 未来を感じる会社ではなかった
  • パワハラ、セクハラに遭った
  • ブラックだった

これらを見ると、就職時に楽しみであったとしても
退社時の思いは、良い未来にしようという感情から行動するはずです。

大切なのは、退社することによって未来をどうしようとしているのか。
言うまでもありませんが、未来を良くするために退社するのですよね。

離婚も未来を良くしようとして行うはずです。

まずは親自身がその意識に確信を持って前を向いてください。
それは思い込むものではなく、事実だからです。
幸せのために行う離婚と、変わって行く未来を子供にも伝えて欲しいのです。

決して離婚そのものが良いことだという意味ではありません。
未来のためにどちらが良いのかという二択のひとつであるというだけです。

離婚経験者として子供に及ぼす影響は親の精神状態や
家庭内の空気感の方が悪影響なことがあります。
こちらで詳しく解説していますので是非、一読をお勧めします。
参考記事:離婚に対する不安を解決する方法【実体験】

離婚=不幸ではありません。子供にできることは未来を話してあげることです。

離婚しない?離婚する?子供のためにできること【離婚によって良くなることを明確にする】

離婚という行為自体では不幸にならないことは説明しました。
とは言え、親と離れるので子供は寂しさを感じるのは当然です。
これは以下のことを見ていただいてから説明します。

  1. 親が二人いたのに片親になる
  2. 慣れ親しんだ場所からの引越し
  3. 近しい祖父母などとの死別

なぜ①の時だけ親はネガティブになるのでしょうか。
子供本人からの視点ではどれも辛いはずです。

そこで、不仲だった家庭の離婚から数年後の実態を言いますと

〝険悪な両親のもとにいるよりも片方の親と暮らせる幸せは何により幸せ〟

これは経験した人が多くいますので事実です。
私自身もそうでした。
険悪な家庭は嫌でしたし、私の子供もそう言いました。

子供にできることは離婚せずに結婚生活を続けることではない

子供は絶対に誤魔化せません。これは100%です。
親であれば子供が感じ取る場面を見た経験があるはずです。

〝離婚は寂しい(残念)けど不穏な空気はもっとイヤだ〟

子供の多くの本音で語られていることです。

離婚によるひとときの寂しさは消えますが、
離婚せずに、いつまで続くのかわからない苦痛は
子供の精神状態に良いと言えるのでしょうか。

二方向から見た経験があるので私自身を例に出します。

  • 私の両親は不仲→離婚せず
  • 私と元妻は不仲→離婚済み

私は何度か両親に離婚を頼みましたが受け入れてもらえませんでした。
結果、一日でも早く家を出るために行動しました。
親としての私は離婚しました。結果、子供たちは受け入れてくれました。

しかも、私の親と同じパターンで「もっと早く離婚して欲しかった」
ということがわかりました。

子供は不穏な空気に何も感じていないのではなく、
かなりの確率で、慣れただけであきらめていることが多いのです。

子供の反応や感じ方についてはこちらで詳しく解説しました。
参考記事:離婚に対する不安を解決する方法【実体験】

子供にとってできることは離婚をやめて、
結婚生活を続けることが正しいとは限りません。

子供の〝未来〟のためにできることは離婚することかも知れません。

離婚しない?離婚する?子供のためにできること【まとめ】

離婚は以前ほど世間的には重く受け止められない風潮になりましたが
当事者である親と子供には大きな出来事であることは確かです。

しかし生きている以上、苦難や困難を避けることはできません。
それは子供であっても同じです。

大切なのは〝子供を子供扱いしない〟ことです。

子供は離婚する、しないで不幸になったりしません

〝子供〟という言葉が子供を低く見てしまう原因でもあるのです。

大人であれば、不穏な空気を読み取って出て行くこともできますが、子供はそれができません。
しかも、未来を見据えた判断もできません。
それを親である大人が寄り添って説明してあげるのです。

離婚してくれてよかったという子供もいます。
おそらく、家庭の空気が一変して明るくなったなど、幸せを感じることができたのでしょう。

片方になったのは寂しいけど、笑える家庭がいいのは子供だけではありません。

ひとつ補足しますが、当記事は離婚を推奨するものではありません。
子供のためにできることとして、我慢して離婚しないということが、
子供を幸せにるるわけではない、ということを踏まえてあげて欲しいということです。

子供のためにできることは離婚でも結婚でもなく、幸せな未来をサポートすることです。

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