努力がうまくいかない状態を解決する【初心者向け】
「努力をしてるのに結果が出ません」
努力をしているのだから、結果が欲しいのは当たり前。
しかし努力は〝ただするだけ〟では結果が出ないことがあります。
すでに努力をしていて、うまくいっていないなら少し工夫が必要。
何者でもなかった私も、起業までには何度も工夫をしました。
今回は、努力しているのに結果がでない理由と解決の方法を解説します。
すでに努力をしている方も、これから始める方も理解できるようになります。。
この記事でわかる内容
- 期間も量もすくなすぎる
- 思考を停止しすぎている
- 判断が常に他人との比較
それではひとつずつ解説します。
努力がうまくいかない状態を解決する【期間も量もすくなすぎる】
「頑張って努力しても少しも変わりません」
少しも変わらないなんてことはないはずです。
そもそも、本当に努力をしたのでしょうか。
実際に話をすると、量や期間があまりに少ない人が多いです。
- 数ヶ月しかやっていない
- 1日に1時間もやっていない
- やったりやらなかったり
あきらかに努力の量が足りていません。
数ヶ月しかやっていない
なにを目指すにしても、数ヶ月では短すぎます。
たとえ毎日やっていたとしても短いです。
最低でも1年、目指すものによっては数年は続けるべきです。
1日に1時間もやっていない
毎日でも数分の努力では、間違いなく少しも変わりません。
英単語ですら、数分ではほとんど覚えられないはずです。
最低でも30分、理想は1時間以上は続けるべきです。
やったりやらなかったり
これはわりと多いです。
「数年やってるのに結果が出ません」
出るはずがありません。
やったりやらない日があるのでしたら、数年の意味がありません。
3日に1回しか行動しないのであれば、毎日の3分の1です。
これは3年やったとしても、1年しかやっていないということ。
しかもやったりやらなかったりは、結果になりにくいです。
毎日やって、1年のほうがマシなほど。
毎日、歯磨きする人と3日に1回だけ磨く人との違い。
3日に1度の人は虫歯になってしまい、行動に意味がなくなります。
適当に続けても意味はありません。
ここで有名な〝1万時間の法則〟を解説します。
ある調査において「エリート演奏家は20歳までに合計で1万時間の練習を積み重ねた」という結果が出たと述べ、大きな成功を収めるには1万時間もの練習が必要だという「1万時間の法則(ten-thousand-hour rule)」の存在を指摘しました。
引用元:『天才!成功する人々の法則』 著:マルコム・グラッドウェル
1日3時間の努力をした場合、単純計算で10年です。
それほど、継続する期間が重要なのです。
そこまで一流になりたいわけじゃないという人もいるでしょう。
しかし、その半分のレベルでも単純に5年はかかります。
努力は、期間や量が短すぎればうまくいきません。
最低でも1年は継続すべきです。
努力がうまくいかない状態を解決する【思考を停止しすぎている】
「思考を停止して努力を習慣化するとか言いますよね」
半分、正解ですが少し足りないです。
人は、思考を停止して歯みがきをしています。
しかし停止しすぎて検診へ行かなければ、いずれ虫歯になります。
努力も定期的に分析と改善をする必要があります。
- 努力の〝仕方〟があっているのか
- 努力の〝方向〟があっているのか
- 努力の〝強度〟があっているのか
思考を停止しすぎると、なにも考えずに結果には届きません。
努力の〝仕方〟があっているのか
自己流の人に多いのは努力の内容自体が合っていない。
合っていなければ、努力を続けても結果には届きません。
つねに分析し、間違った努力をしていないかチェックしてください。
ときには成功している、先行者などの意見を取り入れるべきです。
努力の〝方向〟があっているのか
フランス料理を学びたいのに、イタリア料理の修行はしませんね。
もちろん、創作料理を目指しているのであれば間違いでもない。
関連していたりするときほど、方向を間違えやすいです。
いましている努力の先に、目的地にたどり着けるかどうかが大切です。
努力の〝強度〟があっているのか
20回の腕立て伏せができるのに30回に挑戦しない。
これはいくら続けても、成長にはなりません。
苦しいからといって、強度を上げない。
強度が弱いと、期間を増やしても結果にはたどり着かないです。
どんなに努力をしていても、思考の停止は限度があります。
先ほどの歯みがきの理論が正解です。
定期的にデンタルチェック(歯科検診)へ行く。
みがき方が合っていれば、虫歯になっていないので正解です。
虫歯になっていれば、みがき方が合っていないので改善します。
日々の努力は思考をせず、モチベーションにも頼りません。
モチベーションに頼ると、低下した日はやりたくないことになります。
参考記事:モチベーションは必要なのか【正解を知ろう】
完全な思考停止は、努力もうまくいかなくなります。
努力に思考停止は日々の作業に向かう姿勢だけです。
方向性や量などは必要な限り、分析が必要です。
努力がうまくいかない状態を解決する【判断が常に他人との比較】
努力の基準をどこに置くべきか。
もちろん期間でも量を達成するでも、なんでも構いません。
しかし、努力の基準を他人との比較にする人がいます。
努力の達成を測るのに、他人の状態は関係ありません。
- 他人に追いつけないと、やる気をなくす
- 他人がすごく見えると、やる気をなくす
- 他人の結果を見て、あせり出してしまう
他人を見る人は、他人の目を気にしていることもあるので注意してください。
参考記事:他人の目が気になる人は幸せになれない【すぐやめよう】
他人に追いつけないと、やる気をなくす
他人を目標の目安にしたり、パワーに変えるのはOKです。
しかし、追いつけないとやめてしまうのは間違い。
競争しているのではありません。
自分の目標にさえ近づいていれば、その時点では成功です。
他人ではなく、昨日の自分より進んでいるかに注目すべきです。
他人がすごく見えると、やる気をなくす
努力していると、いろんな人に出会います。
実際の出会い以外にも、ネットで知るだけでも同じ。
そんな人が自分よりも結果を出している。
急にやる気をなくす人がいます。
先ほどと同じですが少し違います。
・劣等感
・嫉妬心
うらやましいという気持ちです。
これもまったく意味がないのでやめましょう。
他人の結果を見て、あせり出してしまう
やる気を失ってはいなくても、あせり出す人がいます。
やり方があっていないのかも。
そんなことを考えても意味がありません。
もちろん、明らかに参考にすべきところは取り入れるべきです。
あせっている状態では、判断も間違えるので危険です。
大切なことは、他人の姿であせる必要はないということです。
なぜ他人を見て判断するのでしょうか。
わりとと共通点があります。
・自信がない
・他人の目が気になる
・自己流なので判断がわからない
どの理由であっても、うまくいかなくなるので他人を見るのはやめるべき。
特に自己流の人は気をつけてください。
参考記事:行動しても失敗する人の特徴と解決の方法【改善できます】
つねに判断は昨日の自分と比較してください。
毎日ではわかりにくい努力もあります。
先週の自分でも良いし、先月の自分でも良い。
とにかく、比較すべきは過去の自分です。
他人と比べてばかりいると、ブレブレになりうまくいきません。
努力がうまくいかない状態を解決する【まとめ】
いかがでしたか?
現代は、インターネットの時代だからこそ努力しやすい。
一方で、必要でない情報も入ってきてしまいます。
他人のすごさは、その典型とも言えます。
しかし、その他人もかなりの努力をしています。
そうです。
見えないだけなのです。
正しい努力は、自分の課題をコツコツ積み上げるだけです。
あきらめずに続けていれば、必ず目標は近づいてきます。
正しく努力すればうまくいきます
今回の記事をまとめます。
- 期間も量もすくなすぎる
- 思考を停止しすぎている
- 判断は常に他人との比較
⒈最低1年以上、理想は1万時間。
⒉定期的に分析と改善を行なう。
⒊他人は見ない。参考には大切。
一定の時間をかけて、定期的に分析する。
そして他人に振り回されないこと。
努力してもうまくいかないなら、改善すべきところを見つけるだけ。
改善したあとは余計なことを考えず、前に進むだけです。