沖縄移住の失敗談と理由を解説【移住成功者が解説】

沖縄 沖縄生活

沖縄移住10年目のAkiです。

沖縄への移住を希望している方は現在も非常に多くいます。
同時に、移住に失敗して沖縄を離れる方もとても多いのです。
ネットにもそのような口コミやブログを割と見かけます。

実態としてそのようなブログ記事や口コミも嘘ではありません。
そのような方を見たこともありますし、身近にもいました。

ところが、それは割と移住直後に馴染めなかった点が多く、
あまり深く入り込んだ方の体験ではありません。

それは沖縄移住に失敗したというよりも、
よその地域に移住することでも、起こりうることなのです。

そこで今回は、一定の年数を過ごしているにも関わらず、
なぜ沖縄を離れてしまうのか
という理由について解説します。

この記事でわかること

  • 沖縄という場所に飽きてしまう
  • 住んでいても未来が見えない
  • 移住者同士で起きるトラブル

この記事のオススメ読者

  • 沖縄移住を考えている方
  • 沖縄移住から日が浅い方
  • 移住後に勤務先を探す方

それでは1つずつ解説します。

沖縄移住の失敗談と理由を解説【沖縄という場所に飽きてしまう】

沖縄移住から数年後の方から割と耳にすること。

「沖縄、面白くない」

あれほど憧れた南国沖縄への移住にも関わらず、
なぜ、こんなことになるのでしょう。

都会から沖縄移住する方が特に失敗するパターン

都会には、娯楽施設やレストランなどがたくさんあります。
沖縄は観光地なので、もちろん無いことはないのですが、
外食産業は観光地のため、逆に都会よりも高かったりします。

安い沖縄料理や定食はもちろんあります。
ただ、いわゆる食材にこだわっているような焼肉店や
レストランのグレードは都会に全く及びませんし、
逆に金額が高いという逆転した設定になっています。

都会にいるときのような休日の過ごし方ができないこともあります。
まず、ディズニーランドやUSJのようなテーマパークだけでなく、
遊園地は存在しません。

都会から沖縄移住した方からよく聞く意見として
ファッションも遅れており、こだわったセレクトショップも非常に少ない。

これは南国の沖縄に移住したのに都会の暮らしをしている方です。
逆に、南国の趣味趣向で暮らしている方は割と長く暮らしています。

サーフィンやキャンプ、釣りなどアウトドアが趣味の人であったり、
そういったこと自体を仕事にしている方たちです。

都会の暮らしをそのまま持ち込むと、しばらくの間は満喫できても、
長く暮らすうちに、遊びも趣味も叶わないことに不満を感じ始めます。

沖縄の特性に合わせた趣味や生活スタイルを考えてみてください。

沖縄移住の失敗談と理由を解説【住んでいても未来が見えない】

前項の、沖縄に飽きてしまうこととは少し異なります。
なぜ未来に希望が見出せないのか。

これは移住後の日が浅い人からは、まず耳にしません。

沖縄移住後の仕事を決めておくか、リモートワークがオススメ

経済が観光産業メインで成り立っていることや所得の劣悪など、
同じ時間を費やしているにも関わらず、所得は上がらない。

ホテルなどの給与も決して高額ではないので、

「将来に希望を持てない」

このような低所得による不満は沖縄出身の人は感じません。
もともとがそういう給与であり、いわゆる都会の時給を経験すらしていません。

所得の低さや転職事情などはこちらの記事で詳しく解説しています。
参考記事:・沖縄移住の生活費はいくら?高い?安い?【裏技アリ】【実体験】
参考記事:・疲れ切ってるなら沖縄移住で転職しよう【40代、50代も可能】【女性もOK】

沖縄へ移住した後にどのように収入を得るのか、
どのような暮らし方をするのかを決めておくことが大切です。

そのためには県内で勤務する以外にも、フリーランスや個人事業主として
自らビジネスをすることも、1つの方法としてお勧めしたい働き方です。

起業や独立というと、大きなことに思われがちですが、
決してそんなことはありません。

沖縄にはあらゆる業種が足りていません。
あなたが得意とすることが、こちらではビジネスになることも多くあります。
下記は一例ですが、ニーズがあって足りていないものを紹介します。

  • 学習塾
  • 英会話教室
  • 書道教室
  • ピアノ教室
  • トリマー

これらは那覇などの都市部には、ある程度は見かけますが、
本土からの移住者の思うレベルに達していないことが多く、
体験していただければ割と実感できます。

これらのような実店舗を持つことに抵抗のある方は、
Webデザイナーなど、リモートワークは非常にお勧めです。

県内で仕事を取ることはもちろん、本土からの仕事も継続できます。

沖縄県内で時給や日給の仕事を続けても、
移住前の住まいが都会だった方は
時間を費やしているうちにストレスが溜まるそうです。

沖縄移住の前に、仕事面についての計画を立てておくことも大切かもしれません。

沖縄移住の失敗談と理由を解説【移住者同士で起きるトラブル】

沖縄への移住後に、大半の方は県外からの移住者と知り合ったり、
あるいは意図的に仲良くなる傾向があります。

はじめはお互いがよそ者なので、同じ目線の悩みもあったり
心強く感じるのはよくわかります。

ところが日が経つにつれ、意見の食い違いや相性が合わず、
移住者同士が対立することは非常に多く見聞きします。

沖縄移住したからという理由だけで相性は別問題

これはそもそも当たり前ですよね。
沖縄県ではない、各地から移住をしてきたということは
中学から高校に入学した感覚と似ています。

いろいろな中学校から高校入学とともに
全員と仲良くなるなんてありえませんよね。

そのクラスの中で相性が合う人同士だけで仲良くなるものです。

同じ沖縄への移住者だからという理由だけでは、
情報を共有したり、助け合ったりすることがあっても
仲良くなって継続した付き合いができることはありません。

沖縄へ移住した直後は特にわからないことが多く、不安なこともあります。
それでもしっかりと相性の合う人と付き合っていくことが大切です。

沖縄への移住者も沖縄生まれの方とも同じように接していくようにしましょう。

沖縄移住の失敗談と理由を解説【まとめ】

今回は沖縄移住者の失敗について説明しましたが、
少し抽象的だという点にお気付きの方もいるかもしれません。

だからこそ、ブログでもあまり見かけない内容になっていたりします。

沖縄移住の失敗は具体的なことではないことが多い

沖縄にせっかく移住したのに、数年以内に引き上げる方を
何人も見てきました。

具体的な理由で引き上げてしまう方もいますが、
それは仕方のないことですよね。

ところが今回の内容のように残念な表現が、

「なんかもう、いいかなと思って…」

とても残念な表現です。

考え方は人それぞれなので、引き上げること自体は
全くなんの意見もありません。

しかし、沖縄以外の土地に移った方の話と比較しても
なぜか沖縄がとても多いので、検証した結果から
まとめた結果が今回の記事になります。

沖縄移住を考えている方は、暮らし方や人付き合い、仕事面など
あらゆることを改めて、自分がどう暮らしたいのか明確にしてみましょう。

沖縄移住が楽しいものになりますように。

関連記事:・家族で失敗しない沖縄移住【子育て編】【実体験】
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