沖縄移住の生活費はいくら?高い?安い?【裏技アリ】【実体験】
2011年から沖縄移住を継続中のAkiです。
沖縄圏内での引越しはログハウス→古民家→古民家と2020年の時点で3度目となりました。
移住先として常にトップクラスの人気を誇る、沖縄への移住を考えてる人もいるのではないでしょうか。
そんな人気の移住先の沖縄は生活費が安い?意外と高い?様々な情報が飛び交ってます。
結論から言うと、どちらも正解であり、不正解です。
そこで今回は気になる沖縄移住後に必要な生活費を、実際に生活してきた実態を元に解説します。
この記事でわかること
この記事のオススメ読者
仕事探しや家探しに関する内容は別記事にて解説してますのであわせてご覧ください。
参考リンク:
疲れ切ってるなら沖縄移住で転職しよう【40代、50代も可能】【女性もOK】
失敗しない沖縄移住のポイント3選【移住10年目の実体験で語る】
- 田舎や離島が安いは間違い
- 生活費が高いケース
- 生活費が安いケース
- 生活費を抑えるか収入を増やすか
- おまけ:生活費を抑える裏技
それでは1つずつ解説します。
沖縄移住の生活費はいくら?高い?安い?【田舎や離島が安いは間違い】
割とよくある勘違いで、都会よりも田舎の方が生活費は安いのではないかと思われがちです。
しかし沖縄はそうでもありません。実は那覇市周辺の都市部の方が生活費が安かったりします。
沖縄移住者が好む田舎や離島には、公共交通機関がなく生活費に影響します
一応、バスがあるので「無い」というのは語弊がありますが、やはり都市部のモノレールは強いです。
バスに関しても田舎や離島は運賃が高すぎて、ほとんどが運転手の一人ドライブ状態です。
田舎に住んだ場合は近隣に大型スーパーがありませんので車での移動がメインになります。
仮に車で30分程度の場所までの距離をバスでは片道500円を超えたりします。
これでは食材の買い出しどころではありませんね。
南国沖縄の青い海を散歩したり、のんびり優雅に生活したいと思われる人は多くいます。
ところがそんな都市部から離れた場所は仕事も少ないですし、ガソリン代は必須になります。
そんなローカルで生活したい!という方は副業もセットで収入を得るなどの方法もあります。
参考リンク:疲れ切ってるなら沖縄移住で転職しよう【40代、50代も可能】【女性もOK】
沖縄移住で掛かる生活費は田舎や離島は生活費が安いと思い込んで、来られる人がいます。
意外に多いケースで田舎に移住した後、都市部へ改めて移るのはこの生活面の費用が高いと言う点が影響しています。
沖縄移住後にどのような生活をしたいのか、ご自身の生活費を書き出してみてください。
沖縄移住の生活費はいくら?高い?安い?【生活費が高いケース】
南国への憧れで沖縄移住をしよう!と期待に胸を膨らませてスタートしたはずの沖縄での生活。
ところが数ヶ月でまた引っ越してしまう人が後をたちません。
特に田舎や離島に移住した人たちに見られるのですが、これには共通した原因があります。
都会にいた頃と同じ消費をしてしまう人は沖縄移住後の拠点としては田舎や離島は不向き
沖縄でのんびり優雅なスタイルに憧れて移住したものの、しばらくすると飽きてきます。
これには共通の理由があるのですが、
- ショッピングしたい!
- グルメを満喫したい!
- 映画は映画館で観たい!
田舎や離島に移住した場合、このような場所は当然ですがスーパーなどの日用品を買う店は、近くにありませんので遠出をすることになります。
ガソリン代、高速料金、食事代などは移住前の料金と物価の差はありませんし、食事に関しては逆に高くなったりします。
観光産業で成り立つ場所は自動的に娯楽関連の費用が高額なので仕方ありません。
沖縄への移住後にも移住前と変わらずに様々な娯楽や、外食を生活の一部として楽しみたい人もいます。
このように考えている方は、生活費の大きな一部である交通費を抑えられる都市周辺がオススメです。
都市部の周辺に移住することで車自体を所有しない生活をする人もいます。
沖縄移住を希望する人は、これにより車の購入費、自動車保険料、ガソリン代がすべて他の生活費に回せます。
普段は都市部の生活で、しかも車を所有しつつ定期的に田舎のビーチに来られる人もいますが、やはり生活費は高くなります。
沖縄移住後に消費をメインとする生活パターンだと、生活費は本土以上に高くことがあります。
沖縄移住の生活費はいくら?高い?安い?【生活費が安いケース】
沖縄移住後に安定して田舎や離島で生活を続けている人は、やはり生活費が低く抑えられています。
これは都会のような消費するスタイルとは別の娯楽や、休日の過ごし方を持っているということがあります。
沖縄への移住後に消費しない楽しみを持つことで結果的に生活費が低いパターン。
沖縄への移住希望者は様々な場所から来られていますが、やはり都会から来る人が多いです。
移住者たちにもいろいろな生活スタイルがあり、趣味や休日の過ごし方も異なります。
その中でもお金のかからない、生活スタイルを取り入れている人たちは生活費が低く抑えられています。
海は沖縄移住者に限らず、旅行で来られた人はもちろん美しいのですが、住んでしまえば当然となり、毎日見ているだけでは慣れてしまいます。
やはり、せっかく沖縄の美しい海が日常にあるのですから、海や自然を満喫してみるのも良いのかもしれません。
生活費が低く抑えられている人たちはこんな趣味を持っています。
- ビーチバーベキュー
- サーフィン
- 釣り
- キャンプ
- 家庭菜園
これらは休日の過ごし方として維持費が非常に低く、道具を揃えてしまえば限りなく無料で過ごせるものばかりです。
趣味のために消費する生活費が非常に安いため、月々の出費をコントロールしやすくなります。
古民家を借りたい人であれば、庭や近くの畑で野菜を育てたりなども、生活費を低く抑えることになります。
海が身近な沖縄移住をするのでしたら、生活スタイルを変える意味も含め、生活費を計画してみるもの良いのではないでしょうか。
今までやったことがない趣味であっても、沖縄県民や移住の先輩たちは一緒に遊んだり快く教えてくれます。
沖縄移住とともに生活スタイルを変えるだけで、劇的に生活費が低くなります。
沖縄移住の生活費はいくら?高い?安い?【生活費を抑えるか収入を増やすか】
沖縄移住者は大半の人がこのどちらかになります。
このどちらかになるというのは、普通に勤めるだけなら移住しない方が安定しているからです。
普通に勤めた場合、都会から沖縄へ移住した場合は大幅に給与が下がりますし、家族の場合では共働きは必須になったりします。
これでは楽しむどころか「来なければよかった」と疲れ切ってしまいます。
実際には他の原因もありますが、この収入面で地元に帰ってしまう人たちは実際にいます。
生活費の考え方は二択だと思った方が沖縄移住後のストレスが減ります。
もちろん多く稼いで、しかも節約という最強の人もいますが、それは結果論で元々はどちらかに意識があります。
これが決まると生活拠点も都市部なのか田舎なのか、起業するのか勤務なのか、または共働きなのかなど目的がクリアになります。
漠然と「いっぱい稼ぎたいし、いっぱい使いたい」では運任せになってしまうので、とりあえずやめた方が良いです。
海の遊びは沖縄旅行に来た際のオプショナルツアー程度の人が多いはずですが、住んでしまえばとても身近ですし簡単です。
最初に揃える必要がある道具なども、中古市場は盛り上がってますし、沖縄在住者はこちらを利用することが多いです。
・マンガ倉庫
・ジモティー
生活費を抑えるか収入を増やすかを沖縄移住の計画に盛り込んで考えてみましょう。
沖縄移住後に移住前と大きく変わるのは所得(勤務する場合)と娯楽です。
沖縄移住の生活費はいくら?高い?安い?【おまけ:生活費を抑える裏技】
裏技といっても衝撃的なほどではないのですが、食費が半分以下になったりするので主婦の方には好評な技です。
これは1つ1つは見えにくいのですが、月単位になると数万円は変化することがあります。
沖縄移住の生活費において大切な意識は1万円の節約が1万円の収入アップだということ
沖縄へ移住した後の失敗パターンで「ちょっとバイトして家計の足しにしよう」と沖縄県の時給を知って愕然とすることがあります。
これはかなり現実的に絶望するほど賃金が低すぎます。同じ1時間を費やすなら沖縄はコスパが悪すぎます。
こちらの記事で仕事探しや収入面の解説をしています。
疲れ切ってるなら沖縄移住で転職しよう【40代、50代も可能】【女性もOK】
節約になるからとは言え、沖縄へ移住してから未経験で畑をしたり大規模な家庭菜園は非常にハードルが高いです。
始めたとしても日々の野菜を育てるなんて、台風で全滅など普通にあるので計画が崩れてしまいますよね。
ところが裏技的に田舎や離島への移住者は、こんな場所で割と安く食材を手に入れています。
- 無人販売所
- 地元の直売所
- 農家の人から直接買う
これはもう、かなり大きく違いまして300円の高騰キャベツが100円で買えたりします。もはや3分の1ですね。
近所づきあいができる人はさらに低く抑えることもできますが、ここは少しハードルが高いです。
沖縄への移住後はこういった安く手に入るお店をチェックしておきましょう。
生活費を抑える裏技は購入先を利用したり、多少でも良いので近所づきあいをしましょう。
参考リンク:失敗しない沖縄移住のポイント3選【移住10年目の実体験で語る】
沖縄移住後にどのような生活をしたいのか、ご自身の生活費を書き出してみてください。
沖縄移住の生活費はいくら?高い?安い?【裏技アリ】【実体験】まとめ
いかがでしたでしょうか。
沖縄移住は華やかで憧れる面ばかりが目立ちますが、実際の生活費に苦労する人が多いことも現実です。
2011年に移住して以来、いろいろな人を見てきましたが、楽しく暮らす人と移住前よりシンドイと言う人もいます。
せっかくの南国の楽園、沖縄移住ですから楽しく生活したいですよね。
稼ぐことだけに集中するのではなく、趣味や生活のスタイルを見直すのも成功への第一歩ですね。