結婚と独身のメリットとデメリット【どっちも幸せ】
「結婚すべきか独身のまま生きるか」
いつかは一度は考えることがあるはず。
結論からネタバレしますとどちらも変わらないです。
実際に私は、結婚も離婚も経験しました。
その中で大切なことは「幸せであること」これに尽きます。
結婚していようが、独身でいようが本人の心次第です。
この記事では実体験を含め、心理的な側面をメインにしました。
皆さんが気になるメリット、デメリットについても解説しています。
この記事でわかること
- メリットもデメリットも一応はある
- 損得で決めるなら長期的には不幸かも
- どちらにしても幸せと困難の量は同じ
それでは1つずつ解説します。
結婚と独身のメリットとデメリット【メリットもデメリットも一応はある】
まず、結婚と独身それぞれのメリット、デメリットとはなんでしょう。
結婚のメリット=独身のデメリット
- 家族で生きる幸福感
- 収入が増える(共働きの場合)
- 社会的に認められる
- 晩年の孤独からの解放につながる
独身のメリット=結婚のデメリット
- 金銭的な自由
- 時間的な自由
- 精神的な自由
- 義理の親族との関わりがない
この辺りですね。
私も実感しますし、周囲のインンタビューからも一致しています。
メリットもデメリットも長期的に見る必要がある
そもそもこの記事に興味を持つ人は、割と若いですよね。
高齢者が気になることではないはずです。
上記したようなメリットもデメリットも、割と短期的なものです。
経済的な面も大きく関わるでしょうし、各々の性格的な要素も関係します。
独身のメリットが、80歳を迎えてもメリットなのかは人それぞれ。
上記したリストの中でもひとつの傾向があります。
我慢してまで結婚したくないという人が増えたことです。
結婚で得られるメリットを、我慢してまで必要としないというもの。
我慢してまで社会的な認知は欲しくない
束縛しあうくらいならお互いに自由がいい
結婚する方はこれをデメリットに感じないでしょう。
少なくとも結婚する時点では感じていないはずです。
繰り返しになりますが、結婚するかしないかは人それぞれです。
メリットを重視して独身を選ぶ人
結婚するか、独身でいるかはどちらを選んでも人生を左右します。
結婚と独身のメリットとデメリット【損得で決めるなら長期的には不幸かも】
結婚や独身のメリット、デメリットは見た目のもの。
簡単に言えば、大まかな点をざっくり分けたものです。
例えばこんな感じで判断したとします。
- 自分の自由度が減るから結婚しない
- 出世のためにそろそろして結婚しておこう
- 束縛されたくないから結婚しない
いわゆる損得で判断するということですよね。
実はこれ、長期的に不幸になった人が多いのです。
結婚か独身か70歳の姿でも同じ答えになるのか
結婚=幸せという考えは間違っています。
その点については改めて別記事で解説します。
とは言え、人間はいずれ歳をとります。
今のあなたが30歳の独身としましょう。
友だちと食事に行ったり旅行にも行ける
ひとりでも趣味やスポーツを楽しむことができる
で、損得で独身でいようと考えます。
そのまま40年後の70歳はどうなっているでしょう。
会ってくれる友達はどれほどいるでしょう
ひとりでも楽しめる趣味やスポーツって?
実際に到達した70歳は想像以上に高齢です。
とはいえ、そのために結婚するのもそれはそれで損得ですよね。
そんな打算で結婚しても、幸せを感じるのかわかりません。
打算でする結婚も、独身生活も今が永続するなら簡単です。
体力があって仕事もある今は、独身を選んでもかなり楽です。
人は誰でも歳をとります。
それはあなた自身はもちろん、周りの人もすべて同じ分の歳をとります。
目先の損得で選ぶと、長期的に失敗するかもしれない。
現実に独身を選んで、失敗したという意見が多いことも覚えておきましょう。
結婚も独身も損得ではなく、生き方そのもので選ぶべきかもしれません。
結婚と独身のメリットとデメリット【どちらにしても幸せと困難の量は同じ】
結婚しても独身でいても幸せですし、苦労もあります。
その幸せや苦労の質が違うだけで量も変わらないと言われています。
メリット
独身:時間も収入もすべて自分のもの
結婚:は家族で時間や収入を共有して家族で楽しめる
デメリット
独身:まさに老人になるまでひとりぼっち
結婚:配偶者や子育てに関するあらゆる苦労や悩み
結婚しようが独身でいようが、メリットもデメリットもあるのです。
結婚も独身もすぐには想像できない苦労や悩みがある
事実婚をしている50代の女性がいます。
彼女は起業しているので収入面は安定しています。
ところが、ある問題に悩まされています。
- 賃貸マンションの審査になかなか通らない
- 親族が亡くなっており、保証人がいない
ひとつの例なので、家を買ってしまえばいいという意見もあります。
そういうことではなく、これを30歳の時には想像もしなかったということ。
再就職は絶望的な年齢なので、起業していなかったら恐ろしい苦労になります。
なぜこんな苦労にぶつかるのかというと、独身のモデルケースが少ないのです。
当時に生まれた方で、独身の人生を選んだ人が少なすぎるのです。
多くの人が結婚を選択したので、その悩みや苦労は理解しやすいですね。
友人や親、祖父母からも話が聞けます。
独身の人生で生きた場合のメリットやデメリットのモデルケースが少ないのです。
家族を持つ幸せや苦労、ひとりでいる幸せや苦労は様々です。
種類は違っても、どちらにも平等に存在するのです。
改めて、損得よりも本人の生き方で選択すべきではないでしょうか。
結婚しても独身で生きても幸せになれます。
それは選択で決まることではなく、生き方の問題です。
結婚と独身のメリットとデメリット【まとめ】
最後にまとめとして、熟年離婚に触れておきます。
これは「やはり独身が良いからではないか?」というケースになりがちだからです。
しかし、熟年離婚したから独身が正しいのではありません。
生涯独身と熟年離婚の違いを解説します。
生涯独身と熟年離婚の独身はまるで違う
これも実話ですが、よくあることなので重要です。
①人が振り返るほどの美人の彼女はモテまくりです。
収入もよく、海外旅行やショッピング、多趣味でした。
②晩年は30年ほどは引きこもりがちだったそうです。
おそらく80代で亡くなりました。孤独死です。
③生涯独身なので親族はいません。
もちろん当たり前ですが、晩年の姿を覚悟してたでしょうか。
熟年離婚の多くは子供が成人したことがきっかけ。
あとはパートナーの定年と同時の離婚が多いですよね。
これは生涯独身とは違い、家族がいます。
すでに子供がいるし、先には孫もいるかもしれません。
どちらも独身ですが、表面上の見た目で中身がまるで違うのです。
世間のメリットやデメリットで決めるべきではないのです。
もちろん、結婚したからと言って子供が持てない人もいます。
不慮の事故や病気で死別するかもしれません。
それでも表面上の情報で、決めないほうが良いのではないでしょうか。
自分の思う生き方を、しっかり決めて判断すべきでしょう。
どちらを選択しても、幸せには変わりありません。
大切なことなのでもう一度、言います。
表面の損得で決めずに、自分の生き方で決めれば幸せになるはずです。