好きなことは仕事にすべき?趣味にすべき?【趣味編】

仕事

「好きなことが仕事になっていいですね」
誰もが一度は憧れることではないでしょうか。

もしあなたがそうしたいのであれば、本当に簡単です。
ただ、現実的には難しいという意見もあります。

よく耳にするのは「仕事にしたせいで嫌いになってしまった」というもの。
もうひとつは、趣味を超えられずに失敗してしまった場合。
これはとてもよくあるケースですが、なぜ嫌いになってしまったのでしょうか。

本来はひとつの記事で、メリットとデメリットを解説すべきかもしれません。
しかし、メリットもデメリットも際立たせたいので2つの記事に分けます。

今回は好きなことは仕事にせず、趣味にしておこうという解説をします。

この記事でわかること

  • 継続するほどの趣味ではない
  • 無心で楽しむ時間がとれない
  • 仕事にする覚悟ができない
  • おまけ:【仕事篇】について

この記事のオススメ読者

  • 好きを仕事にしようとしている方
  • 好きを仕事にしたいけど不安な方

それでは1つずつ解説します。

好きなことは仕事にすべき?趣味にすべき?【継続するほどの趣味ではない】


好きなことを仕事にできたら最高と言われています。
しかし、それが該当しない場合があります。

継続するほどの趣味ではない場合は仕事にすべきではありません。

  • 趣味がコロコロ変わる
  • そこまで入れ込んでない
  • 趣味と関係なく本業が楽しい

このような方は好きなことを趣味にとどめておいたほうが良いでしょう。

仕事はコロコロ変えるわけにはいかない

当然、趣味は簡単に変えても誰にも迷惑はかかりません。
しかし仕事となれば、取引先など関係者に対し迷惑をかけます。

そもそも安定していないフリーランスなどは、収益がさらに不安定になります。
飽きてしまったものを仕事として続けるなんて、苦痛になるのが目に見えていますよね。

実際にあった例を解説します。

Aさんはレゲエミュージックにはまり、髪型はドレッドヘアで完全なラスタマンです。
ファッションからアクセサリーに至るまで、趣味を超えてライフスタイルすべてがレゲエです。

若かったAさんは完全なる専門店を開業したのです。
レゲエが大流行していた時代は過ぎ去り、本人も全く興味を失いました。

完全にやる気を失ったAさんはみるみるうちに売れなくなり廃業に追い込まれました。

好きを仕事にするのであれば、マーケティングやブランディングもしなければいけない。
継続するなら経営も学ばなければいけません。

好きでなくなったものを継続する気になんて、Aさんに限らず誰もできません。
趣味がコロコロ変わる人は、仕事にすべきではない可能性が高いです。

現在の趣味が今後も続くのか、どの程度の趣味なのかを基準に判断しましょう。

好きなことは仕事にすべき?趣味にすべき?【無心で楽しむ時間がとれない】


趣味は楽しむものですよね。

  • サーフィン:勝たなければスポンサーがつきません
  • 野球:勝ち負け以上に個人の成績が大きく左右します
  • 生け花やアレンジメント:作品を認めてもらわなければならない

イチロー氏も引退の際にこのような発言をしました。

〝これから純粋に楽しいだけの野球ができる〟

好きでやっていても、仕事にする以上は結果を出す必要がある。
好きだからといって、仕事にすると無心で楽しむわけにはいかない。

それが好きを仕事にするということです。

好きすぎる場合は趣味にしたほうが良いかも

趣味の行為そのものが好きで、結果は気にしない場合があります。

  • サーフィンなら下手でもいい
  • 野球なら負けても気にならない
  • 花に触れていれば幸せ

このような人は好きを仕事にすべきではありません。

実際に多くの人が挑戦して失敗した姿を見ました。

好きを仕事にすると、無心で楽しめないというのはどういうことか。

  1. オンとオフがほぼ無くなる
  2. 収入を得続ける必要がある
  3. 常に高めていく必要がある
  4. 経営する知識と時間が必要
  5. 継続しないと負けてしまう

結果を気にしない趣味であればこれらは全て必要ありません。
挑戦して失敗した人は、これらに苦痛を感じてしまったからです。

好きを仕事にするには、その好きなこと以外の要素も覚悟しなければいけません。
仕事にするということは、その行為だけを楽しめないことはイチロー氏の言葉通りです。

余計なことを考えず、好きなことを無心で楽しみたい方は趣味にすべきです。

好きなことは仕事にすべき?趣味にすべき?【仕事にする覚悟ができない】


好きを仕事にしたいけど覚悟ができない。
先ほどの5つの要素のように、無心で楽しめないからという要素もあるでしょう。

しかしここに関してはそれとは違い〝純粋に行動する覚悟が持てない〟という意味です。
精神的に踏み出す覚悟がなく、中途半端に踏み出すと危険です。

資金や条件が揃っても覚悟できない人

かつての知人を例に挙げます。

ある業界で独立を決意(趣味にしていた業界)

勉強と資金の貯金のため同業界に就職

数年後、開業資金1,500万円を達成

素晴らしい根性で、私も嫉妬するほど堅実にノウハウと資金を作り上げました。
結果、彼は独立せずにそのまま退社もしませんでした。なぜ?

私は当然、彼に聞きました。
あれほどのエネルギーで真面目に働き、ノウハウも蓄えも順調。

起業直後の若かった私は、彼から帰ってきた言葉が衝撃でした。

「失敗したらお金が無くなっちゃうじゃないですか」

とっても正論です。何も間違っていない。
しかも彼は、独立は怖いものだとはっきり言っていました。

何を選択するかは自由です。
独立は怖いものであると思うなら怖いものです。

これは行為自体が怖いのではなく、その行為を怖いと感じているその人の心です。
そうでなければ誰もスカイダイビングなど、できるわけがありません。

好きなことを仕事にしようと思っても、起業を含めた独立はかなりの覚悟を必要とします。

せめてその業界にいようとする(趣味の範囲を超えすぎない)のもひとつの手です。
ただし、勤務先の都合で失業する可能性はありますしその覚悟も必要です。

過度な恐怖心が消せないなら、好きなことは趣味のままにしておきましょう。

好きなことは仕事にすべき?趣味にすべき?【まとめ】


おまけとして【仕事篇】に触れておきます。

やはり好きなことで収入を得るというのは理想でもあります。
とはいえ、誰もが簡単には実現していません。

それは趣味の範囲を超えるべきでない状態で仕事にしてしまったからです。
今回の記事がまさに、好きを趣味にすべきというテーマで解説した通りです。

好きなことを仕事にすべき記事【仕事編】は有料にします

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それでは今回の記事をまとめます。

好きなことを仕事にするか、趣味にしておくのか。
安易に走ってしまうと人生を大きく左右してしまいます。

好きを趣味として楽しむことも大切なことです。しっかり考えましょう。