人生に正解はない【悩む必要なし】

人生

「どうやって生きるのが正しいのかな。
正解がなんだかわかんないんだけど・・・」

現代はネットのおかげで、他人の人生がわかるようになりました。
生き方に疑問がなかった人も、疑問を持つようになった。

自分の人生の正解を探す気持ちは、健全だし正しい。
しかし、他人の人生の正解を持ち込むのは危険です。

私も起業するまでは、とても不安定で正解を探していました。
今でも探しますが、他人の正解は1ミリも取り入れません。

この記事では、自分だけの正解が重要であることと、
他人の人生の正解に意味がないことを解説しています。
迷っている方は、読んでいただければ人生の本質を理解できます。

この記事でわかること

  • 他人の正解=正解にはならない
  • お金だと思うなら稼げばわかる
  • 答え合わせは死ぬときにわかる

この記事のオススメ読者

  • 自分の人生を見失いかけている方
  • 他人の人生を見て自信を失った方

それではひとつずつ解説しましょう。

人生に正解はない【他人の正解=正解にはならない】


「あの人みたいになれば幸せな気がする」

他人の人生に憧れる人は割と多いですよね。
当然ですが、自分の人生に悩んでいる時が多い。

一方で、上手くいっている時でも思う人もいます。
今よりも、あの人のようになれば正解だという考え方です。
しかし、この考え方は少し間違えると残念な結果になります。

すでに正解のレールにいるのならそのまま進みましょう。
悩んでいるあなたは他人ではなく、自分のレールを探しましょう。

人生だけは都合の良い人になると不正解です

「自分だけのレールって、どうやって見つけるの?」

人生は自分だけのもので、他人のものではありません。
あなたが他人抜きで、幸せを感じられたら正解です。
しかし、自分だけの正解を無視している人が多すぎます。

このような考えは他人との比較の上に立った正解です。

  • 他人を追い抜いたら正解→抜かれたら不正解になる
  • お金が人よりあれば正解→減ったら不正解に落ちる

なんのために生まれて、なんのために生きているのですか?
一歩なにかを間違えたら、永遠に悩むことになってしまいます。

わかりやすく深掘りします。

Aさんは、そこそこの収入を得ているとします。
仕事もそれなりに楽しくできて、ブラック企業でもない。
趣味もあって、休日も楽しく過ごせている。

Aさんは、すでに楽しく生きているパターンですね。
もはや自分のレールに乗っています。

一方で、不正解になる人は自分のレールを自分で壊し始めてしまう。

・あいつのほうが収入が多い
・あの人のほうが良い家だな
・みんな良い車に乗ってるな

すでに自分のレールがあり、順調なのに自分から降りてしまう。
そしてなんと、他人のレールに乗って進み始めてしまう。
ここまで読んでいただいてお分かりの通り、不正解の始まりですね。

他人のレールに乗る

いま以上の収入が必要になる

収入ありきでブラック企業でも構わない

常に上には上がいるので、結局はストレスだらけ

もはや自分の正解は消え去ったことにも気づかない

他人の人生の正解をいつまで追いかけますか?

すでにあなたは人生の正解にいるかもしれないのです。
あなたが思い描いている正解があるのなら、それだけを追いましょう。
他人の正解を取り込んではいけない。なんのメリットもない。

人生において他人の正解は、あなたの正解ではありません。

人生に正解はない【お金だと思うなら稼げばわかる】


「うーん。それでもお金は欲しいよね・・」
いつの時代もよく耳にします。
私は極貧レベルの家庭で育ったので、気持ちはわかります。
回答はひとつなので、解説します。

〝お金が人生の正解だと思うなら一度、稼いでみれば良い〟

お金に限らないですが、正解だと思うものは叶えると良いです。
車でもタワーマンションでも叶えたら良い。
それで満足なのか、よくわからないのかを確かめてみましょう。

人生の正解だと思う景色は見ればわかる

「正解の景色を見るってどういう意味?」

あなたは富士山の頂上からの景色を見たことがありますか?
見た人は「素晴らしい!」と言う。
しかし、見たことがない人は素晴らしいと思い込んでしまう。

大切なのは憧れるのではないんですよ。
確かめるために富士山に登ったら良いだけ。
そして、頂上の景色を見たら〝自分の正解か〟がわかるのです。

他人の正解に憧れるのは間違いです。
それでも自分がお金に憧れているなら確かめれば良い。
お金を持った時の景色を。

本当に自分の人生の正解だったのか
他人の正解に振り回されただけなのか

憧れても、願ってもその景色は見ることはできません。
見るたったひとつの方法は富士登山をするしかない。

別の角度から深掘りします。

あなたは勘違いをしているかもしれない。

・お金があれば正解なんじゃないか
・大企業に入れたら人生が安定する
・アパートよりタワマンが正解だろ
・雇われてる人生は不正解のはずだ
・結婚したら正解なんじゃないかな

世間や他人が作ったレールに乗ってはいけない。
あなたの正解と、作られた正解を見分けていますか?

もうひとつ。
景色を確かめるのは重要でもありますが、危険もあります。
高い山ほど、確かめるための時間も労力も使ってしまう。

人生は限りある大切な時間です。
無駄にしないためにも、途中で「あ、これは他人の正解だな」
そう気づいたら、さっさとその山を降りましょう。

どうしても憧れるなら、一度その景色を見ましょう。
稼ぎたいなら稼ぎましょう。

人生の正解は何種類もあります。

しかし、時間は何千年もありません。
限られている人生の時間を常に意識しておきましょう。

あなたが望む人生の正解だと思うなら、
憧れる時間は無駄なのでさっさとその景色を見に行きましょう。

人生に正解はない【答え合わせは死ぬときにわかる】


挑戦したり、頑張っていても立ち止まることがあります。

やっていることが自分の人生の正解なのか。
あるいは正解だと思い込んでいるだけなのか。

実際のところ、どちらでも大丈夫です。
自分の正解を信じ抜ければ、最高ではありますよね。
しかし実はそれがわかるのは、かなり先なんです。

自分の人生が正解だったかどうかがわかるのは死ぬとき。

例えが壮大すぎますか?
そんなことはありません。
ここは大切なので徹底的に深掘りします。

死が人生の正解か不正解がわかる総決算

「死ぬまでわからないんじゃどうすんのよ!」

簡単です。
会社もお店も年に一度、決算があります。
売り上げや仕入れなどの経費、あらゆる数字を計算する決算です。
簡単に言えば、会社のやってきたことが正解か不正解かの答え合わせ。

正解を目指して、ひたすら行動を積み上げるだけですよね。
途中で不正解だと感じたら、正解に修正するだけです。

しかし人生と会社は似ていますが、少し違います。
人生には感情があります。
会社は売れていれば正解とされますが、あなたは違う。

あなたが正解を感じれば、お金が少なくても正解です。
愛する人や友達と過ごせば幸せなら、それで正解です。

途中で不正解のレールから降りることも、
正しいレールに戻ることも自由なんです。

さらに深掘りします。

  • お金や高級車などを正解と思う人は物理的な裕福が軸です
  • 家族や友だちなどの人間関係に軸を置く人は心の裕福です

ぱっと見、別の正解を追いかけているように見えますよね。
しかしとどちらも心の裕福を追いかけているのです。

・ものがあれば心が満たされる人
・人と通い合えば心が満たされる人

同じですね。
そのすべての答え合わせ=会社でいう総決算がわかるのが死ぬ時。

「おお!なかなかの人生だったな」と思えたら正解ですよね。
「うっそーん!お金なんてあってもダメじゃん」なら不正解。

※スピリチュアルの世界ではすべてが正解とも言われていますが、今回は視点が異なるので割愛します

どうせ最後までわからないんだったら、好きなようにやりましょう。
転職しようが起業しようが離婚しようが大丈夫です。

極貧になったからといって、死にません。
十数年、極貧家庭で育った私が生きてますから笑。

どうせ人生の正解がわかるのは最後の最後です。やりましょう。

人生に正解はない【まとめ】


いかがでしたか?
今はピンとこなくてもぜんぜん大丈夫です。

追い込まれたら、またこの記事を読んでください。
それまでは、正解だと思うことに集中しましょう。

特に若い人は失敗しまくってこその近道です。
失敗の数が少ない人ほど遠回りなんですよ。

年を取ってからでも人生の正解にシフトできるか

余裕です。私はがまさにやっています。
アラフィフになってブロガーに転身しようなんてどうですか?
しかも子どもが二人もいるのにですよ。

実は私が離婚した理由も、人生の正解のためでした。
理由はどうでも良いので書きませんが、下記を見てください。

・満員電車が嫌いでサラリーマンにならない
・スーツが嫌いでファッションの世界を選んだ
・好きな世界でも制限があるのがイヤで起業した

これらは自分の正解を選んだ結果の行動です。
では、離婚したのはなぜでしょうか。

一緒にいても正解にならないと確信したから

通常は片方が幸せじゃないなら、相手も同じです。
幸せだと思い込もうとしたり、依存したりはあります。
あるいは、相手が強烈に我慢しているから見えないだけ。

何歳だろうが不正解のレールなら降りるべきです。
人生の正解は〝最高だなこれ!〟という感情です。

くれぐれも〝この状況は正解なはず〟とならないように。
これはあなたの心が感じているわけではなく、
他人や世間の基準が生み出した感覚だからです。

他人の正解を追いかけていないか、常に意識しましょう。
正解だと思えるなら、その景色を見にいきましょう。
答え合わせは死ぬ時。途中はなにがあっても大丈夫です。

自分だけの正解は人の数だけあるのです。

自然体で頑張りましょう。