失敗しない離婚届の書き方【実体験】【重要】
無事(?)に離婚が決まり、離婚届に必要事項を記入します。
「離婚届なんてさっさと済ませて色々やらなきゃ!」と思う気持ちはとてもわかりますし、当然です。
でもちょっとまってください!特に住所だけはミスが多く、書く前に大切なポイントがありますので、しっかりと理解しておきましょう。
実は離婚届にはいくつもルールがあるのですが、再提出の原因になってしまう失敗で多いと言われているのが、なんと住所の書き間違いなんです。
「自分の住所を書き間違えるわけないでしょ」
と、思ったあなた。その通りですね。私もそう思ってました。
自分の住所のどこを間違えるんだ?と思うのは当然です。
では離婚届をスムーズに提出できる、失敗しない住所の書き方をお伝えします。
離婚届の失敗が多い住所の書き方は主に以下の2つだと思ってください。
- 夫婦、及び証人の現住所、本籍の住所の失敗
- 消せるボールペンで書いてしまう
「なんだそんなこと」と思うでしょうが、本当に書き直しが多くて、実は私も失敗→再提出しました。
早く済ませたい離婚届の提出をスムーズに行うためにも失敗しない住所の書き方を確認しましょう。
夫婦の現住所、本籍の住所の失敗
自分の住所の何を間違えるんだ?と思うかもしれません。
では、あなたの住所(本籍地も含め)は下のどちらか言えるでしょうか。
- ◯◯町◯丁目123番地
- ◯◯町◯丁目123番
実際にどちらのパターンも存在しており、郵便など簡単なものであればどちらの書き方でも届きますし、なんなら番地は数字だけでもOKですよね。
ところが離婚届になると、完全に正確でないと書き直しで再提出になる場合がほとんどです。
「正式な住所ってどうやって確認するの?」
住民票と完全に一致する必要があります。
そのためにも離婚の際には〝本籍地の記載あり〟で住民票を取っておきましょう。
基本的には運転免許証と一致する場合が多いのですが、本籍の記載は無いので住民票をお勧めします。
そうすることで現住所、本籍地の住所も間違えることなく、失敗しない離婚届の完成となります。
番外編:証人の現住所、本籍の住所の失敗
こちらも基本は上記した内容と同じなのですが、実はこの証人の方が圧倒的にミスをします。
当然ですが、証人は離婚当事者ではないので真剣さがあまりないためか、非常にミスをしやすいです。
下に実際に私の証人がやってしまったミスを書きます。
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正)◯◯町123 番地 4号
誤)◯◯町123ー4番地 号
※番地(番)号の文字は離婚届に印字されており、数字を本人が記入します。
どうでしょうか。実は証人は二人が必要なのですが、なんと私のケースでは二人とも間違えてしまいました。
これで本当に再提出となり、面倒でも証人と改めて約束をし、その日まで離婚届も出せませんので、日を改めて証人の家と役所を往復することになりました。
離婚届の住所の書き方を間違えただけで、スムーズに離婚まで進めないなんてイヤになりますね。
離婚届に消せるボールペンで書いてしまう痛恨のミス
(書き方の失敗として非常に有名)
住所欄の記入だけの失敗ではなく、離婚届の再提出で非常に多いミスと言われています。
しかも訂正印で直せるどころではなく、新たに全てを書き直すのはうんざりします。
「普通のボールペンで記入ミスをしたらどうしよう」と思う気持ちはとてもわかりますが、失敗した部分だけ訂正印を押して訂正部分のみ書き直せば良いだけです。
消せるボールペンでも実際はバレなければ大丈夫と言われていますが、そもそもバレるかどうか気にして役所へ出向くくらいなら、初めから普通のボールペンで書きましょう!
まとめ
離婚届の住所を書く際は自分はもちろん気を付けるのですが、証人が書き込む際も一緒にいることで、しっかりと見張っていてください。
間違えても訂正印を押せば全く問題ありませんので、一発で役所へ提出できる離婚届を完成させましょう。
そして、くれぐれも消えないボールペンで書きましょう。