〝仕事で成果を出せない〟を変える3つの方法【実体験】【初心者向け】

仕事

「頑張ってるつもりだけど、成果が出ないんです」

若い人だけでなく、わりと少し上の世代の人でも多い相談です。
年功序列が崩壊したことで、実力が必要になったせいもありますね。

やっと時代が追いついたということでもあります。

仕事で成果が出ない人には共通点があります。
当然、成果を出す人にも共通点があるわけです。

今回は、成果を出せない人が〝いますぐに実践できる3つの方法〟を解説します。
記事を読みながらでも、読み終わったらでも良いのですぐに行動しましょう。

この記事でわかる内容

  • 頑張った感情は役に立ちません
  • みんなと同じ=失敗と判断する
  • 湧き上がった思考を放置しない

それではひとつずつ解説します。

〝仕事で成果を出せない〟を変える3つの方法【頑張った感情は役に立ちません】


「すごく頑張ってるんですけど・・」

頑張ってるという感情。
感情は評価において、まったく役に立ちません。

仕事はボランティアではないからです。

お金をもらうということは仕事であり、プロということです。

・アマチュアのゴルファーとプロゴルファー
・アマチュアの棋士とプロの棋士

どんな職業であっても、お金(報酬)を受け取ったらプロです。

プロである以上、頑張るのは当たり前です。

感情や時間の量で仕事の成果は出ません

「この仕事は大変だ。頑張らないと」
これは間違いではありません。

とはいえ、頑張ったから成果や評価になるわけでもない。
プロである以上、結果を求められるからです。

頑張るだけで成り立つ仕事は、AIが取って代わる仕事です。
では、人間の現時点での強みはなんでしょうか。

その都度、取り組む仕事に合わせた柔軟な思考です。

ただ会社にいて頑張っている。
拘束されている時間だけ真面目にやる。

これでは意味がなくなってきました。

あなたが経営者だったら、自分をどう評価しますか?
有能ですか?昇級させたいと思うでしょうか。

頑張っている人を優遇したいとは思うかもしれません。
しかし、現実として評価をするなら〝成果を出す人〟ですよね。

あなたの会社に成果を出す人がいるなら、観察してください。
可能なら質問したり、ランチも同行してみるべきです。

イヤがられたら、ただそれだけです。
いちいち他人の目を気にすべきではないです。
参考記事:他人の目が気になる人は幸せになれない【すぐやめよう】

学生時代のように「頑張る」だけでは評価されません。
頑張るかよりも、結果が求められるからです。

なにが自分に足りないのか。
どこを改善すべきなのか。

成果を出すには〝なにをやるべきで、なにをやめるべきか〟

足りないものと、無駄なものを書き出してください。
この二点を改善するだけで、明日からの行動は変わります。

頑張ったや一生懸命の〝感情論〟は仕事の成果とは関係ありません。

〝仕事で成果を出せない〟を変える3つの方法【みんなと同じ=失敗と判断する】


「あいつと同じように頑張ってるけどな・・」
「みんなも休むときは休んでるし・・」

自分の行動を判断するときに他人を目安にする。
大丈夫ですか?やってませんか?

この考えはとても危険です。
理由は二つあります。

  • 自分の能力のレベルを理解していない
  • 成果を出す人の行動量を知らなすぎる

それぞれ詳しく解説します。

自分の能力のレベルを理解していない

みんなと同じようにやっている程度で成果が出るのか。
あるいは、そのみんな以上の能力があるのか。

あなたはみんな以下かもしれない。
同じ時間だけ頑張って仕事をしても、成果は出ないかもしれない。

仕事が終わった後に読書をしたり、休日も勉強に時間を割く。

映画やショッピングに行ってる場合ではないのでは?
空き時間こそ成果につながるような〝学び〟に時間を割くべきです。

成果を出す人の行動量を知らなすぎる

プロボクシング、50戦無敗のフロイトメイウェザーの言葉を知っていますか?

彼は、わりとスキャンダルばかりが取りざたされます。
しかし、50戦無敗という成果を才能だけで叩き出せるでしょうか。

彼は以下のような発言をしています。

お前らが休んでいるとき、俺は練習している。
お前らが寝ているとき、俺は練習している。
お前らが練習しているときは当然、俺も練習している。

ここまでやった上で、あの伝説的な成果なのです。
もうひとつ、彼はこんなことも言っています。

ベストになるには、練習の時間外にも努力をする必要がある。

いかがですか?
成果を出す人というのは、
〝あなたが知らない時間〟を過ごしているのです。

「いや、同僚はこんなにやってない・・」

私にそう言った人がいました。
そんなことなんの意味があるのでしょうか。

そもそも事実かわからないし、
仮に事実だとしても無意味です。

その同僚のように、努力なしで成果を出したい・・
なんという無駄な思考をしているのでしょう。

単発の成果なら、運やコツなどの裏ワザが役に立つかもしれません。
しかし、継続した成果を出し続けるには?

手を抜かず、地道に行動するしかないです。

みんなと同じ時間を過ごしている限り、仕事で成果を出し続けることは無理です。

〝仕事で成果を出せない〟を変える3つの方法【湧き上がった思考を放置しない】


「脳に浮かんだことを放置しないという意味ですか?」

人間はとても有能なアイディアマンです。
テレビでも他人のことだと、割と正解を言う生き物なのです。

「やりたいなら上司に頼んでみれば?」
「自信があるなら試さなきゃ損だよ!」
「そんなことしてる時間もったいない!」

家族でも仲間でも、他人のことだとバンバン意見を言えます。
しかも割と正解が多いのです。

ところが・・
自分のことになると、なぜか行動しないのです。

成果を出したいなら、見出し通りです。
よほどのリスクがない限り、浮かんだことはすべて行動すべきです。

良いと思う判断を行動に移せたら仕事の成果への第一歩になる

業界新聞に時の人とも言える、社長のインタビューがありました。
起業前の私は、とにかく吸収できるものを探していたのです。

ある会社社長の貴重なインタビュー。

なんど読み返しても、意味がわからない文章があったのです。
迷わず本社の電話番号を調べ、直電をかけました。

同僚も部下も「いきなり失礼ですよ!」と言う。
そうかもしれません。

「どういったご用件でしょうか」
「お約束はありますか?」

受付からの長い保留の後、本人が電話に出てくれました。
そして社長は、私の質問にしっかりと丁寧に答えてくれたのです。

当時はインターネットのない時代。
大物の思考に触れるには本やテレビなどのメディアだけです。

以下、私が伝えたいことです。

①コストは電話代だけ
②繋いでもらえなくて当たり前
③恥ずかしがるメリットがない
④答えてもらえなくても損がない
⑤運良く答えてくれたら有益すぎる
⑥行動する度胸はお金では買えない
⑦自分が起こした行動で自信を得る

他人には正解を言えるのに、自分だとなぜか行動しない。
それは変なプライドが邪魔しているからです。

・恥をかきたくない。
・変な奴だと思われたくない。

確かに笑われたい人などいません。
しかし、笑われてなんの損があるのでしょう。

心がちょっと「うっ・・」となる程度です。

しかも行動を繰り返すうちに強くなります。
そして気づいた頃には他人を気になりません。
参考記事:人の意見に左右されて生きるとかなり後悔します【簡単に解決する】

浮かんだ思考は大半が正解です。

仕事で成果を出したいなら、浮かんだ正解通りに行動すべきです。

失敗したとしても
〝行動力という強烈な武器〟が手に入ります。

〝仕事で成果を出せない〟を変える3つの方法【まとめ】


今回は仕事の成果についての心構えをメインに解説しました。
もちろん、転職すべきと判断すれば転職すべきです。

〝不当な評価しかされない〟

そんな会社では、行動が無駄な努力になってしまいます。

自分の会社を冷静に見れば判断できるはずです。
上司や同僚を見ていて、成果が評価されているのか。

それと今回の記事の内容は切り離して考えてください。

今回の記事をまとめます。

①頑張った感情は役に立ちません
途中のプロセスは重要な場合があります。
しかし、頑張ったという感情は役に立ちません。

プロである以上、成果を課題にしましょう。

②みんなと同じ=失敗と判断する
みんなと同じように仕事をし、休日は休む。
ダメではありませんが、成果のためには?

家族の世話など、時間的に難しい人もいるでしょう。
しかし期間を決めてでも、本気で取り組むことは大切です。

③湧き上がった思考を放置しない
人が浮かぶ思考や疑問は割と正解が多いのです。
自分の思考を放置せずに行動してください。

変なプライドは、なんの役にも立たないので捨ててしまいましょう。

仕事で成果を出せない人は〝きっかけに飛び込むこと〟が大切です。

大切なのでもう一度、言います。
お金をもらう以上、アマチュアではなくプロです。

プロである以上、成果を求められます。

拘束されているだけでは成長もなく、楽しくないはずです。
成果を出すという楽しさを大切にしましょう。

上司に聞いてみましょう。
同僚にも聞いてみるのです。

別の会社の人でも良いし、
SNSでも教えてくれる人はたくさんいます。

成果のためにまずできることは浮かびましたか?
いま浮かんでいることを大切にしてください。

参考記事:自分に自信を持つ確実な方法3選【実体験から解説】