【初心者向け】嫌いな人との関わり方と対処法【ストレスを消そう】

一般 人間関係

「嫌いな人と関わりたくない!」

誰もが嫌いな人とは付き合いたくないですよね。
とはいえ、無人島でもない限りそんなに簡単でもない。

・職場、取引先
・近所づきあい
・友だち関係

関わらざるを得ない場合はどうしましょう。
転職しても嫌いな人はいるかも知れませんよね。

今回は嫌いな人との関わり方について。
具体的な対処法をわかりやすく解説しています。

この記事でわかること

  • 他人を嫌う仕組みを理解する
  • 嫌いな人とは心の距離をとる
  • 嫌う行為は自分時間が消える

それでは1つずつ解説しましょう。

嫌いな人との関わり方と対処法【他人を嫌う仕組みを理解する】


「あの人が嫌い・・」

あなたは嫌いな人はいますか?
人はなぜ、他人を嫌うのでしょうか。

・思い通り動いてくれない
・人として悪いことをしてる
・あなたに迷惑をかけるから

感情はいろいろあるでしょう。
人が他人を嫌う理由は主に以下の二つです。

  1. 欠点や短所が自分と似ている
  2. 自分が苦手なことを相手はできる

欠点や短所が自分と似ている

あいさつができない。
または態度が悪いなどの欠点をあなたが持っているとします。

しかし、世間で生きるためにあいさつはしよう。
態度もそれなりにしておこうと実践したとしましょう。

すると、
あいさつしない人が嫌い。
態度の悪い人を許せない。
になります。

ポイントは、
その欠点をあなたが自覚しているということです。

「自分がちゃんとしてるのに許せない」
となるわけです。

もし、あいさつしないことをいけないと思っていない。
その場合は、相手を嫌うことはないのです。

自分が苦手なことを相手はできる

こちらはあなたが苦手なことを
相手は簡単にやってしまう
パターン。

積極的に行動したり、
地域や会社で率先して中心に立ったりする人。

このパターンも同じです。
本当はあなたもそうであるべきと思っている。
少なくとも、そうありたいなという願望を持ってます。

「自分もそうしたいけど、恥ずかしくてできない」

結果、嫌うという感情で自分を正当化するのです。

一方で、二つの理由以外にもうひとつ代表的なことがあります。
それは〝明らかな害がある人〟をです。

明らかに害悪のある人は、嫌いとはまた違います。

「迷惑だから関わりたくない」

ですよね。
その害になる行為がなくなれば、関わるのも嫌ではないはず。

人が他人を嫌いになるのは理由があります。
それは相手が悪いことのように思えてそうでもない。

自分が原因になっていることがほとんどです。

自分と同じような欠点を持っている。
→欠点を見せつけられるのが嫌だ。

自分が苦手なことを相手はできてしまう。
→自分は恥ずかしくて、できないからムカつくのです。

まず嫌う理由を知ってから、相手との関わり方を対処すべきです。

嫌いな人との関わり方と対処法【嫌いな人とは心の距離をとる】


嫌いな人と一緒にいると疲れますよね。

しかし職場にいたら関わらないなんて無理です。
近所に住んでいて、頻繁に関わるしかないこともある。

方法はひとつです。
心の距離をとりましょう。

そうは言っても意識してしまいますよね。
なぜでしょうか。

〝実は自分に自信がない〟

どうでしょうか。
あなたは自分に自信がありますか?

では距離を取る方法を詳しく解説します。

自分に注目すれば嫌いな人との距離は遠ざかる

他人を嫌うというのは、自分に自信がない場合が多いです。

「そんなことないよ!」

そうでしょうか。
直接なにか害を及ぼしている。
それなら嫌うより、しっかりと対処するだけですよね。

なぜわざわざ嫌うのでしょうか。
そのときのあなたは、なぜ相手を嫌うのか考えてください。

相手を軸にして羨ましかったり、悔しがるからです。

軸は自分に戻すべきです。
相手がどうあろうと、自分を中心に考えてください。

自分の苦手なことを克服したいなら克服しましょう。
参考記事:自分に自信を持つ確実な方法3選【実体験から解説】

「嫌いだ」と感情が動くたびに意識してください。

そもそも嫌いな人が、あなたに近づいてるわけではありません。
あなたの〝嫌うという行動〟が距離を近くしてしまうのです。

自分に軸を置けば、相手との距離は勝手に離れていきます。
思考を使う方向を嫌う相手→自分へシフトしてください。

一方的に距離を近づけて嫌いな人と関係しているのはあなたの思考なのです。

理由は最初の見出しで解説した通りです。

とはいえ、自分に意識を置けば相手を嫌う時間などありません。
さっさと無駄な距離をやめて自分の行動に集中しましょう。

嫌いな人との関わり方と対処法【嫌う行為は自分時間が消える】


他人を嫌うときの理由については、最初の見出しで解説しました。

次はいちばんの核心に迫りましょう。
それは、嫌うという感情そもそものメリットについて解説します。

結論から言いますが、メリットはありません。
メリットがないどころか、デメリット満載です。

  1. 自分時間が、相手を嫌う時間に消える
  2. 自分自身の改善点には目を向けない

デメリットしかないですね。
深掘りして解説します。

自分時間が、相手を嫌う時間に消える

愛情の反対は嫌いではありません。
有名な言葉ですが、
愛情の反対は〝無関心〟です。

嫌うという行為は関心を持ってエネルギーを使います。
考えている間は、あなたの時間は消えていきます。

相手はあなたのことに関心もなく考えていません。
きっと自分自身に思考の時間を使っています。

無駄だと思いませんか?

考えてはいけないとは言いません。
ただ、考えている時間がもったいないということです。

自分自身の改善点には目を向けない

相手を嫌う時間があるなら、自分に目を向けるべきです。
自分には改善すべき点はないでしょうか。

「無い」と答える人の気持ちはとても理解できます。
なぜなら、私がそうだったからです笑。

自分は間違っていることなどないと思っていました。
なぜなら、相手に意識を向けているからです。

自分の改善点など気づきもしませんでした。

繰り返しますが、嫌うという行為は時間が奪われます。
しかも、エネルギーを使うので考えるほどストレスが溜まります。

時間も消えて、ストレスが溜まるなんて無駄ですよね。
さっさと思考を変えましょう。

では、具体的にはどうすれば良いのか。

相手とは、
物理的に距離を取る
精神的に距離を取る

自分自身では、
自分の欠点を改善する
自分の課題に挑戦する

確実に自分時間が変化しますよ。

嫌いな人とは関わらず、自分自身と関わるべきです。

嫌いな人との関わり方と対処法【まとめ】


いかがでしょうか。

嫌いな人を思うと疲れますよね。

いまの私は嫌いな人がいません。
以前はもちろん(?)いました。

ではなぜ、いまはいないのでしょう。
それが今回の記事で伝えたいことです。

自分に目を向けて、欠点に気づきました。
相手に使う時間を自分に向けただけです。

他人を変えることはできません。
あなたが他人の力で変わることがないように。

今回の記事をまとめます。

①他人を嫌う仕組みを理解する
他人を嫌う理由は主に二つ

・欠点や短所が自分と似ている
・自分は苦手なことができている

二つを理解して見つめ直しましょう。

②嫌いな人とは心の距離をとる
物理的な距離を取るのは理想です。
しかし、仕事や近隣の関係性の場合もあります。

思考の距離を取るという方法が最適解になります。

③嫌う行為は自分時間が消える
他人を嫌っている時間はあなたの時間が消えています。
発展することも良い結果をもたらすこともありません。

無駄な時間を過ごすより、自分の時間に使うべきです。

他人を嫌っている時点で相手と関わっていることになるのです。

あなたはあなたの人生を楽しむために生まれてきたはずです。
自分時間の使い方を見直しましょう。

他人を嫌う時間に割いてしまうなんてもったいない。

大切なことなのでもう一度言います。

他人を変えることはできません。
変えることができるのは自分だけです。

行動しましょう。

参考記事:他人を許せない心理を解決する【人生が変わる】