人生を変えるメンターの見つけ方【簡単に出会える】

人生

「メンターって必要なんですか?
なんか、うさんくさいんだけど・・・」
確かにうさんくさいですね笑。
実際には〝うさんくさいメンターもいる〟ですね。

私にもメンターがいますし、私もやっています。
しかしお金を払ったこともないし、もらったこともないです。

メンターのメリットは、言うまでもないですね。
方向性を見失うことも防げるし、良いことは多い。
自分の求めている人生に近づく、手段の一つですし。

怪しいものはイヤなので、見つけ方に絞って解説します。
有料のメンターは、多くのサイトで探せますので触れません。
記事を読んでいただければ、理解していただけます。

この記事でわかること

  • メンターとは?その他の注意点
  • 著名人や本すらメンターにする
  • 実は究極のメンターは自分です

この記事のオススメ読者

  • メンターの存在に興味がある方
  • 方向に迷いがあり、解決したい方

それではひとつずつ解説しましょう。

人生を変えるメンターの見つけ方【メンターとは?その他の注意点】


「メンターってなに?」
「そもそもメンターはいたほうがいいの?」

メンターは簡単に言うと、指導者や助言者です。
アドバイザーとは少し違って一方的ではなく、
お互いの信頼関係の上に成り立ってる感じです。

  • 会社で言えば、成果を出すための助言
  • 人生で言えば、目指したい方向への助言
  • 人間関係で言えば、解決策への助言

常にどんな状況かも、踏まえてアドバイスをする。
あなたの心理状態も踏まえて、信頼関係を保ってくれます。
モチベーションを保つ助言も大いに役立つはず。

モチベーションについては、あまり重要視していませんが。
興味がある方はこちらで詳しく解説しています。
参考記事:モチベーションは必要なのか【正解を知ろう】

メンターは、大きくざっくり言うと人生のガイドですね。

プロの世界ほどメンターを見つけています

「プロの世界ってどういうこと?」

プロの世界ほどメンターを重要視しているのは有名です。
いくつか例を出します。

  • プロゴルファーはキャディがメンター
  • プロボクサーはセコンドがメンター
  • フィギュアスケーターはコーチがメンター

キャディは残りの距離とクラブを選んでいる、荷物持ちではありません。
常にその瞬間ごとの、ゴルファーの精神状態を読み取っています。
落ち着かせたり、気分を上げたり、精神の安定を行なっています。

ボクサーのセコンドも殴り方を伝えているだけではありません。
フィギュアスケーターも同じです。単なる振付師ではありません。

人間は誰でも気持ちがブレたり、悩んだりします。
プロでも常にうまくいっているわけではありません。
落ち込むこともあれば、見失うこともある。

逆にテンションが高すぎて、暴走してしまったりすることも。
判断を誤ってしまったりしないよう、落ち着かせたりもします。

一方で、精神という形のないものであるメンターの役割はトラブルが多い。
詐欺ですね。しかも形がないのでお金だけを奪われてしまうのです。

形のあるものを注文して、支払ったのに送ってこなければ詐欺です。
しかし助言やアドバイスという形のないもの。
お金を支払って成果が出なくても「努力不足」と言われれば終わりです。

くれぐれも有料のメンターの場合は細心の注意を払いましょう。

メンターという存在はとても大きな役割を持っています。
思っている以上に、助けられている人が多いのです。

重要な役割のメンター選びは慎重に行うことが
最善の見つけ方です。

人生を変えるメンターの見つけ方【著名人や本すらメンターにする】


「本がメンターって意味がさっぱりなんですけど・・」
実は非常にオススメの見つけ方で、私も数十年やってます。
読書好きの人と話すと、たまに同じ見つけ方をしてると聞きます。

「本は読まないんだよな」

でしたら、尊敬する人で見つけても構いません。
生き方や、成功エピソードを知っているなら著名人でもOKです。
歴史的な人物や、有名な経営者や野球選手でも誰でも良い。
もちろん、実際に知り合っていなくて大丈夫です。

メンターは出会わなくても見つかります

「会ってない人や本から助言をもらう?」
そうです。これはみなさんにもオススメなので是非。

では、多くの人が知っている孫正義氏を例にしましょう。

貧しい出身で15歳の時にどデカイことをしようと決意。
アポなしでマクドナルドジャパン本社へ突撃し、
無理やり粘った挙句に伝説の社長、藤田田氏と話す。
テクノロジーを学べと言われ、単身で渡米。
猛烈で圧倒的な努力で世界初の電子翻訳機を発明。
シャープに持ち込み、当時の2億円で売却。
この2億円を元手に起業。現在まで急成長を遂げた。

途中かなり省きましたが、完全な化け物ですね。
私は尊敬して著書も読み漁りました。

孫正義氏は私にとってメンターのひとりです。
もちろん、お会いしたことはありません。
ここはとても重要なので深掘りします。

私は極貧家庭で育ち、ファッション業界で起業しました。
ファッション業界からペット業界へも挑戦し、
プロ格闘家のスポンサーとして資金提供もしました。

金額規模は大きくありませんが、私にとっては挑戦でした。
良い時もあればどん底も経験し、精神の限界まで経験しました。

挑戦する中で判断と決断に悩んだ時にメンターから助言をもらう。
そうです。孫正義氏から助言をもらうんです。

「こんなとき孫正義ならどうするだろうか」
私はずっとこの方法を取ってきましたし、今でもしています。
自分で決められるときは、なんの問題ありません。
究極に追い込まれたり、精神的に弱っているときです。

読書が好きで、決まった著者が好きならそれもアリです。
今だとキンコンの西野さんなどの思考も素晴らしいですよね。
自分に合った読書メンターや著名人メンターは本当にオススメです。

お金を払うのがまったくダメとは言いません。

しかし著名人や読書は、とても有効なメンターの見つけ方ですよ。

人生を変えるメンターの見つけ方【実は究極のメンターは自分です】


「自分がメンターって、意味がさらにわからないんだけど」
ふざけているわけではないので、きちんと解説します。
私を含めて、ほとんどの方は理解していただけるはずです。

まず、下記の流れをご覧ください。
自分がメンターというのは悩んだとき、
究極に困ったときの気持ちにあります。

〝本当はどうすべきかを知っていることが多い〟
〝本当はどうしたいのか知っていることが多い〟

これが自分メンターです。
悩む理由の多くは〝何が何だかわからない〟というパターンではありません。
実は〝どうすべきかを知っているのにできない〟が多いのです。
そこには損得や、なにかの弊害があるなど理由は様々です。

しかし、本来はこうすべきだ(こうしたい)という答えを
すでに自分が持っていることが多い
のです。

メンターを自分の中に見つけてみる

人は相談に来る時点で、答えを持っている。
では、なぜ相談に来るのでしょうか。

  1. 誰かに聞いてほしい
  2. 答えがあってるか確かめるため
  3. 自分以外の人に励ましてほしい

実はこの①から③が連動していたりすることが多い。
聞いてもらって、自分が思っていたことを確かめて
安心感を持った上で、励まして(応援して)ほしいのです。

一方で、やりたいことが見つからないという人は、
下記の記事を読んでみてください。
こちらで詳しく解説しています。
参考記事:才能がない凡人の生き方【大いなる勘違い】

わからないのであれば、紙に書き出してみてください。

  1. 困っていること
  2. 本来すべきだと思うこと
  3. その邪魔や、弊害になるもの
  4. 邪魔や弊害を解決するための対策案

書き出すことで、思いや問題点が可視化されます。
結果として、なにをどんな順番ですべきかわかります。

世間で言われているメンターと行なっていることは同じ。

もちろんプロの世界のように、ハイレベルなものではありません。
しかし、いきなりお金を払ってまですべきなのか。

ほとんどの場合は自分ですべきことを知っています。
なにを望んで何が必要で、今日なにをすべきなのかを。

メンターを見つける前に自分の本心に耳を傾けてみてください。

人生を変えるメンターの見つけ方【まとめ】


いかがでしょうか。

最後に解説をひとつ追記します。
メンターはあなたとの間にコミュニケーションを取る。
心を開いた信頼関係を築いて、成り立っていると書きました。

ここで思い当たる人もいるのではないでしょうか。
すでにメンターのような存在が、あなたにもいる場合があります。

友人かもしれないし、会社の上司や社長かもしれない。
結婚していれば、パートナーであったりするわけです。

あなたをよく知り、あなたも相手を信頼している。
すでにあなたはメンターを見つけているかもしれません。

まずはお金を使わずにメンターを見つけましょう

メンターの資格は国家資格ではなく、民間資格しかありません。
しかもメンターは、資格すら必要としない職業です。
詐欺の報告が多いのもとてもわかります。

私は著名人や読書を通じたメンターを持っている話をしました。
しかし私には、ひとりだけ人間としてのメンターがいます。
プロのメンターではありません。

私の何倍もの人間力や知識を持ち、ビジネスの大先輩でもあります。
それでもほとんどは相談しません。
困ったときは〝きっとこう言うだろうな〟とわかるからです。
絶対的な信頼関係を持てているので、すでにメンターです。

あなたのそばにもメンターがいませんか?

くれぐれも資格というものにとらわれないでください。
資格は一定のカリキュラムを終えたら、取れてしまうものです。

どうしてもプロのメンターに頼む場合は、
すでに信頼している人から紹介されたメンターにしましょう。

だいたいお分かりいただけたでしょうか。
まずは身近なところに存在するメンターを見つけてください。

質問があればツイッターでなんでも聞いてください。
リプ、DMで遠慮なくどうぞ。
変な誘導や紹介などしませんので!
あき@人生もデザインする社長

本かもしれないし、尊敬する著名人や先輩かもしれない。

あなたが気づいていないメンターを見つけましょう。