目標達成のためにやらないことを決める【やることより大切】

人生

「目標達成のために大切なことは?」
頑張っていても、思うように進まないことがあります。

目標達成のためには、やるべきことをしっかり決めることが大切です。
しかし、同時に多くを並行してやらないことも非常に重要なのです。

私が起業を目指したときも、やることやらないことを明確にしました。
多くを同時にやらないことで目標を達成しやすくなります。

これはマルチタスクよりも、シングルタスクを選択するということです。
目標達成のためには、同時にやらないことを決める重要性を解説しています。

この記事でわかる内容

  • 時間とお金が消える人付き合いをやめる
  • 同レベルになりそうな目標をやめる
  • 立ち止まることをやめる

この記事のオススメ読者

  • 目標に向かっているのに疲れている
  • やることに追われて目標に近づかない

それでは1つずつ解説します。

目標達成のためにやらないことを決める【時間とお金が消える人付き合いをやめる】


ご存知の通り、誰でも平等に1日は24時間です。
目標に向かっている人、向かっていない人でも同じ24時間です。

目標に向かっている人は、それぞれ頑張っています。
しかも限られている時間の中で、です。

ところが一度に両手で持てる量は限られています。
目標のために行動する時間も、同様に限られています。

まず〝やらないと決める〟こと。
ひとつ目は自分を高めていない人付き合いです。

目標に近づかない友人関係は一旦やめる

友だちとの付き合いは、目標を立てる前からかもしれません。
しかし目標を立てたのでしたら、一旦はやめるべきです。

なぜなら1日の中で人付き合いの時間は比重が大きいのです。
待ち合わせて食事をし、楽しく過ごしたとして3時間ほどでしょうか。

人が1日で起きている時間は16〜18時間とします。
それだけで目標のために頑張れる時間、5分の1以上を失うのです。

考えてみてください。

その時間分を頑張っている人と、どれほど差がつくでしょう。
決して他人と比べている話ではありません。
しかし、本気の人は限られた時間の中でコツコツ積み上げています。

繰り返しますが、比べる必要はありません。
必要なら、モチベーションに変えようという意味です。

達成したい目標のためにできること。
それは、やることも大切ですが、やめることも重要なのです。

大切なことなので、もう一度言います。
人付き合いは大きく時間を失います。

無駄な時間と言うと、抵抗がある人もいるかもしれません。
しかし、限られている24時間が減るという事実は変わりません。

目標達成までの間だけでも、やめることの一つにしてはいかがでしょうか。

目標達成のためにやらないことを決める【同レベルになりそうな目標をやめる】


同レベルという表現は〝難易度が同じになりそう〟という意味です。

難易度が低い目標なら、いくつか同時進行しても問題ないかもしれません。
しかし目標達成したいということは、ある程度のレベルのはずです。

そのような目標は一度に抱えるのはやめるべきなのです。

欲張ると両方とも目標が達成できないパターンになる

同時に進めたい目標の例を挙げてみます。

  • 英会話TOEIC900点以上
  • プログラミングで受注する
  • 本業の出世

どう感じますか?
この3つを並行して達成できると思えますか?

よほどの神レベルでないと無理ですよね。
意外にもこのような方は多いのです。

この3つを同時進行するなら、ひとつに決めること。
しかし、どうしても手放せないという相談もありました。

そこで、もうひとつ方法があります。
抱え込む目標の内容を変えるのです。

  • 英会話レベルは日常英会話
  • プログラミングで受注する←ここは変更しない
  • 本業は起業までの安定した収入を維持

正直なところ、あまりお勧めではありませんが応急処置です。
どうしてもという方のみ参考にしてください。

人間の集中力には限界があります。
どんなに成功している人でも、軌道に乗るまではひとつに絞っていることが多いです。

難易度の高い目標を同時進行すると、ある現象が起きます。
それは集中力が分散して、中途半端に終わることがほとんどです。

ある程度のラインまでは、シングルタスクをおすすめします。

目標達成のためにやらないことを決める【立ち止まることをやめる】


目標をひとつに絞っても、時には迷ったり疲れてしまうことはあります。

大切なことはそれでも〝完全な停止〟をしないことです。
これは1日だけ何もせず、休息するものとは異なります。

やり続ける癖も、やらない癖もつきやすいのです

やると決めても、日々の行動の中で壁にぶち当たることがあります。
目標達成のために本気で行動するほど、避けられないことでもあります。

そこで疲れ切って、やる気を失ってしまう人がいます。
しっかりと決めた休息日ではないので、日にちだけが過ぎていきます。

このパターンになると、元のサイクルになかなか戻れないのです。
「もういいかな」と、やめてしまったパターンを何度も見てきました。

やる気の出ない日は誰にでもあるのです。

それでも完全に立ち止まらず、目標に触れておくだけで復帰しやすくなります。

英会話なら単語を3つだけ暗記しておく
プログラミングならコードを3つだけ書いておく

これなら日にちが過ぎても元の状態に戻りやすいのです。

日々のコツコツと積み上げる行動は筋トレと似ています。
最初は面倒でも、続けるうちにやめたくないと感じるものです。

しかしやめてしまうと完全停止して、もうやらなくなってしまう。
だからこそ完全停止は避けるべきなのです。

どうしても疲れ切っているなら、完全な休息日と決めて自分をコントロールしましょう。

目標達成のためにやらないことを決める【まとめ】


目標を立てる人は当然ですが、前向きな状態です。

前向きなので〝やるべきこと〟を決める意思があります。
しかし〝やらないこと〟を決める人は多くないのです。

やりたくてもやらない。
目標達成のためには、同じくらい重要なのことです。

同時進行は、ひとつも達成しないことが多いので余計に疲れます

いくつか同時進行をすると、相当のエネルギーを使います。

  1. ひとつの目標に7時間の行動
  2. いくつかの目標に7時間の行動

同じ7時間ですが、疲れも嫌になる確率も圧倒的に②のほうが高いです。

同じ時間を費やして、なぜ②の方が疲れるのでしょう。

目標に向かって努力をすると、達成までにあることが精神に影響します。
それは日々の行動の中で、小さな達成を感じること。

何かが少しずつ、できるようになった。というもの。

いくつか同時に進めると、時間も労力も分散してこれを感じにくいのです。
小さな達成を繰り返すからこそ、多少は疲れても継続できるのです。

今回の内容をまとめます。

時間とお金が消える人付き合いをやめる
目標達成に近づかない交際は一旦でもやめることを検討してください。

同レベルになりそうな目標をやめる
難易度の高い目標を同時進行すると、すべてが中途半端になりやすいです。

立ち止まることをやめる
完全停止は思考も停止して、あきらめてしまうことにつながります。
日々、目標に触れておくことを心がけてください。

自分なりの〝やめること〟を決めて行動を積み上げましょう。