自分の成長を加速させる方法3選【実体験済み】【サラリーマンOK】

仕事

「能力を上げるコツってないんですかね」

いままでに相談されたことのある内容です。
最近はツイッターのDMでも同じような相談がきます。

深掘りして聞いてみると、
「成長のスピードを上げたい」
ということなんですね。

これは私も実践してきたことです。
さらにビジネスの先輩たちも実践していた。

ということで、今回の記事は、
自分の能力を上げたい。
特に〝成長を加速させる方法〟について解説しています。

この記事でわかる内容

  • 指示を待たず自分から掴みにいく
  • 能力の20%増なら迷わず受ける
  • 上司に意見は言う+手柄は手放す

それではひとつずつ解説します。

自分の成長を加速させる方法3選【指示を待たず自分から掴みに行く】


あなたは職場で上司の指示を受けていますよね。
私自身、起業前はもちろん指示を受けていました。

ではまず、質問から入ります。

あなたが日頃、行なう作業を10とします。
上司の指示で行なうのは10のうち、どの程度でしょうか。

イメージで構いませんが、10なら成長は絶望です。

少なくとも比率を50%ずつ。
半分は自ら掴みにいってください。

指示を待っているだけでは、あなたの成長は加速しません。

成長を加速させるなら掴みにいく比率を上げる

与えられた仕事を真面目に、真剣に行う。
なにも悪い事ではありません。
素晴らしいですよね。

しかし、成長を加速させたいならこれではダメです。
なぜなら能力以上の仕事は、あまり与えられません。

足し算は余裕なのに、足し算ばかりやっているようなもの。

上司が引き算を与えてくれるまで、待っているのですか?
それともミスをせずに済む、足し算を続けるのでしょうか。

もちろん人生は自由なのでそれでも構いません。
私がいた職場にも真面目な人はたくさんいました。

しかし、その中に仕事を掴みにいく人がいたら?
あなたの同僚はどうなると思いますか?

仕事のレベルも当然上がります。
より上のレベルにも挑戦できます。

当然ですが、失敗やミスもします。
しかしクリアしてく機会にも恵まれます。

結果、指示を待っているだけとは成長の加速度が変わるのです。

・あなたは指示を待っている。
・ある人は指示を待たずに、仕事を掴みにいく。

どちらが加速した成長をするか。
考えるまでもないですね。

「指示された作業しかできない会社なんだけど」

過去に相談されたのですが、まったく関係ないです。
まず、提案という行為は自由なはずです。

「こんな案を考えてみたんです」
「こうするともっと効率が良くなるはずです」

提案も掴みにいっているのと同じです。
〝待つだけか、自ら行動するか〟という意味では同じ。

掴みにいく比率を上げてください。
待っている状態とは、明らかに成長のスピードが変わります。

自分から掴みにいく人は、何倍も成長を加速させることができます。

自分の成長を加速させる方法3選【能力の20%増なら迷わず受ける】


あなたの仕事の最大能力は100%です。

結果、能力の100%以下の仕事では1mmも成長しない。
わかりますよね。

なので加速させるために行動してください。
可能な限り能力の少し上〝120%程度の仕事は無条件で受ける〟

20%増しなら、本気でやり抜けば少しきつくても必ずできます。

仕事を受ける時の目安で言えば、
「うわっ、これちょっと大丈夫かな」
というイメージです。

必ずあなたの成長は加速します。

能力の20%増しの作業を繰り返して成長を加速させる

先ほどの例で言えば、
足し算しかできないなら、それが能力の100%。

当然、引き算を初めて学ぶ日は負荷がかかります。
やったことがないので当たり前ですよね。

しかし繰り返し行うと、引き算もできるようになります。
今度は、足し算と引き算が能力の100%になったわけです。

自分の能力を加速して成長させたい。
でしたら、自分の能力の少し上に挑戦すべきです。

足し算ができたら、引き算にいく。
引き算ができたら、掛け算へ。

社会に出ると、全員を平等に成長なんてさせてくれません。
会社は学校ではないので当たり前です。

待っているだけの人と、掴みにいく人には明らかな差が出ます。

自分で自分を成長させてあげるのです。

能力の範囲内の作業では、
何年それを繰り返しても永遠にいまのままです。

他人が勝手に育ててくれる日を待つなんて無駄です。

成長したい、しかも加速させたいのなら能力以上の仕事に挑戦してください。

自分の成長を加速させる方法3選【上司に意見は言う+手柄は手放す】


先ほども少し触れましたが、
指示以外のことができない会社もあります。

私がいた会社も、好き放題ではありませんでした。
それでも意見や提案は遠慮なく言うべきです。

独立するときに社長から言われました。
何回か「この野郎!って頭にきたことがある」

おそらく私は相当の意見を言っていたのです。
それでも周りの同期を抜き去ったのは、行動した結果でもあります。

待っているだけではなく、積極的に攻めていきましょう。
では見出しの〝手柄は手放す〟とはなんでしょう。

詳しく解説します。

会社に属している間、手柄を手放しても成長します

意見や提案をどんどん出します。
すると「やってみろ」という日がきますね。

ビビりながら能力以上の仕事に挑戦する。
結果、何度も失敗したことがありました。

当たり前ですが、完全に非を認めて分析と改善します。
これだけでも加速して成長することができました。

では、うまくいった場合はどうすれば良いのか。

自分の手柄にせずに〝うまくいった〟という事実だけで次へ進む。

これで終わりです。

「オレってすごいでしょ!」
「オレのおかげで・・」

手柄自慢は絶対にやらないでください。

なぜか。
同僚も上司も不快になるからです。

手柄を手放すというのは、誰かにどうぞではありません。
(勝手に手柄にしてしまう人がいたりしますがスルー)

会社にいる限り、目的は会社の利益です。
自分の利益は、能力の成長ですよね。

自分の目的が昇給や出来高だとしても問題ありません。
(ここについては最後のまとめで解説します)

会社や上司はあなたの成果を必ず見ています。
一度や二度、見逃したとしても挑戦し続ければ大丈夫。

いずれ評価も上がります。
そもそも目的は成長の加速です。

私も「この野郎」と思われつつ、きちんと評価されてきました。
結果さえ出せば大丈夫です。

会社に〝利益をもたらす意見〟なら遠慮なく言うべきです。

自分の成長を加速させる方法3選【まとめ】


では先ほどの補足です。
成果が昇給や出来高に影響する場合も、手柄を手放すのか。

基本的は手放して大丈夫です。
まず二通りの人に分けますね。

①社内で出世を狙っている人。
②能力をつけて起業、転職を考えている人。

②の人はなんの問題もなく譲れますね。
問題は①の人です。

一度や二度の手柄なんて、能力があればダメージは無いはずです。
しかも手柄を奪った人は、奪った自分を知っていますよね。

そうそう何度も奪いにはきません。
しかもあなたにチャンスや出世の後押しをしてくれますよ。

「いや、もう何度となく成果を奪われた・・」

そんなに何度も奪われるほど能力のあるあなた。
とっくに起業か転職できます。

その会社は退職しましょう。

今回の記事をまとめます。

①指示を待たず自分から掴みにいく
他人からの指示を待っていてはダメです。
必ず、能力のある人が進んでいきます。
自分から掴んで能力を鍛えてください。

②能力の20%増なら迷わず受ける
能力の範囲でいくら続けても成長しません。
つねに能力の少し上、20%増しで挑戦する。
自分で自分を成長させてください。

③上司に意見は言う+手柄は手放す
会社の利益になる意見は遠慮せず伝える。
そのうち仕事が任されたら本気で取り組む。
成果が出ても、執着せずに次へ進みましょう。

オフラインでもツイッターでもよく聞かれます。

「最短で成長する裏ワザやコツはありますか?」

いつもは無いと答えています。
これはこれで事実です。

今回の記事は裏ワザでもコツでもありません。

実際に私が起業前に続けたことです。
そしてビジネスの大先輩たちの体験談です。

成長のスピードを加速させるのは裏ワザなんて不要。

日々のちょっとした心がけと行動だけで可能なんです。
ぜひあなたも行動しましょう。

参考記事:恵まれない環境は人生に関係ない【簡単に変える】
参考記事:AI時代になっても仕事で生き残る【ほとんど消える】