AI時代になっても仕事で生き残る【ほとんど消える】

仕事

「今後はAIに奪われる仕事が増えるんですよね」

今後は、多くの仕事がAI(人工知能)に奪われるといわれています。
人間のように機嫌が良い日も悪い日もなく、体調も崩しません。
コスパも人間より、はるかに良いです。

あなた自身が経営者なら迷わずAIを取り入れるはずです。

近づいて来るAIの時代にも、生き残る人は必ずいます。
生き残るために必要なことは、今から準備しておくべきです。

今回は、今後のAI時代にも生き残るための考え方を解説します。
記事を読んでいただければ、今後の行動に活かせるようになるはずです。

この記事でわかること

  • 仕事にとって感情はとても邪魔
  • AIに勝てない仕事はあきらめる
  • 高齢化した田舎では生き残れる

それでは解説します。

AI時代になっても仕事で生き残る【仕事にとって感情はとても邪魔】


まず、仕事において人間とAIの大きな違いを解説します。

〝感情の有無〟

感情といっても、仕事に関していう感情は〝やる気〟の面です。

人間は感情の起伏があります。
やる気がある日があったり、なかったり。

経営者やお客様は、提供側にやる気がない日があると困ります。

  1. ミスを連発する
  2. 態度が悪くなる
  3. 周りも気を使う

もはや人間を雇うメリットが消えてしまうほどです。
AIは常にミスをしないし、キレて怒鳴ることもありません。

どの職場にもいる、キレたり意地悪な人がいなくなるのです。
これは良いことではないですか?

AI化の加速は良いこともあります。

AI時代の仕事は奪われつつ得るものもある

勤怠を管理する上司がAIだとどうなるでしょう。

  • 適正な量の仕事を与える
  • ムチャな残業をさせない
  • 気を使わず有給を取れる

ドライすぎると言えばそれまでですが、良いことでもあります。
感情がないAIだからこそのメリットです。

あなたが社長で、雇う側の場合は人や仲間が大切かもしれません。
しかし人間は、やる気のない日や体調がすぐれないこともあります。

当然ですが、仕事のパフォーマンスは落ちてしまいますね。
人間が1日かけて行なう入力業務をAIは数分で終わらせるかもしれません。

あなたならどちらを雇うでしょうか。
考えるまでもなく、AIを雇うはずです。

良い悪いをどれほど言っても、雇用側はAIを求めています。
人件費、仕事のパフォーマンスは非常に重要です。

感情に波がある人間は良いこともありますが、仕事においては別です。
仕事のAI化は今後、さらに加速して進むでしょう。

感情がないAIは仕事において人間より優れる面が多いのです。

AI時代になっても仕事で生き残る【AIに勝てない仕事はあきらめる】


「AIに勝てない仕事ってどんな仕事なの?」

結論から言うと〝情緒が必要ない仕事〟です。

情緒って??

折にふれて起こるさまざまの感情。情思。
また、そのような感情を誘い起こす気分・雰囲気。
出典:広辞苑

簡単に言うと、あなたが見たり聞いたりしたことで起こる感情です。

  • 美しい芸術を見て感動する
  • アクション映画で興奮する
  • ミュージカルを観て涙する
  • 盛り付けの鮮やかな料理でなごむ
  • カウンセラーと話して安心する

わかりますよね。

絵本を読んでもらうと子どもが寝てしまうなども同じ。
AIが絵本を読んでも、確かに子どもは寝ないでしょう。

人々の感情を揺さぶるようなことが、AIには〝まだできない〟ということです。
しかしこれも〝まだできない〟だけで今後はわかりませんよね。

正確さを求められる仕事はAIに勝てない

では今後、AIが奪っていく可能性が高い仕事はなんでしょう。

〝正確さを必要とする仕事〟
〝感情を必要としない仕事〟

簡単に言うと、計算と正確さが必要な仕事です。
すでに言われていますが、レジ打ちは100%消えます。

・運転手
・薬剤師
・医師
・税理士
・事務員

まだまだあります。
とても残念ですが、現実に想定されています。

上記のなかで、興味深い例をひとつ挙げます。

感情を必要としない医師は消えると言われています。
患者の感情に作用する看護師は残るとも言われています。

やはり、人間の感情が大きく運命を分けるのです。

「ほとんどの人が仕事を失うじゃん」

ぱっと見、そう感じるかもしれませんがそうでもありません。

これまでも時代が大きく変わると、消えていく仕事はありました。
それと同時に求められる、新たな仕事が生まれてきたのです。

ITの加速はさらに進むのは確実です。
並行して求められる仕事も生まれてきます。

感情が関わる仕事、サービス業は新たな形で残るのです。
人がどんなに便利を求めても、人は人との関わりを求め続けるからです。

だからこそ、引きこもりを自覚してもSNSを利用しているのです。
本当に引きこもりで、他人と関わりたくないなら何もしません。

結果的に、人の心を癒す仕事は形を変えたとしても増えてくるのです。

だからこそ、今から準備しておきましょう。
時間を使って、自分の仕事を分析してください。

「自分の仕事はAIができるだろうか」

イエスなら、今から準備すべきです。

AI時代がきても生き残れるように、仕事を見つめ直すのです。

AI時代になっても仕事で生き残る【高齢化した田舎では生き残れる】


AIに色々な仕事が奪われてしまう中でも生き残りやすい場所があります。

〝高齢化していく田舎〟

・高齢化がさらに進めばいま以上に介護士は必要です。
・ガソリンスタンドも危険なのでセルフ化が遅れています。
・ATMすら苦手な人も多く、いまだに窓口に並んでいます。

現時点ではもちろん、田舎はこの先も人が関わる必要があります。

AI時代でも人情が求められる田舎で生き残る

高齢者が多く集まる地域は今後、加速して人情が必要になります。
すでに核家族化しているので、若い人も子どもたちも少ない。

必ずと言って良いほど、若い人との関わりがある仕事が生まれます。

  • 買い物などの御用聞きや送迎
  • 介護施設への慰問がビジネス化
  • 上記などのサブスク(月額契約)

あらゆるビジネスが生まれます。
AIに仕事が奪われる!と慌てる必要はありません。

住む場所も合わせて、しっかりと準備すれば間に合います。

家族が行なっていたことがビジネス化する可能性もあります。

・草刈り、雑用
・買い物代行、同行
・おしゃべり、食事

「そんなものビジネスになるか?」という人はアウトです。
そもそもユーチューバーという職業が、生まれると思っていましたか?

ニーズを先読みした人が勝つのです。

リモートワークが当たり前になれば、人口は分散する可能性があります。
それでも高齢化が加速する地域は存在します。

AIに仕事を奪われない地域や国への移住はひとつの手段になります。

AIが求められない地域はあります。
結果として、あなたは今の仕事のままでも生き残れるのです。

AI時代になっても仕事で生き残る【まとめ】


いかがでしたか?

諸説ありますが、こんなことが言われています。

2011年に小学校へ入学した人の65%は、
大学卒業のときに、いま存在していない仕事に就く。

この言葉は数字こそズレても正解のはずです。
なぜならAIの加速は止まらないからです。

一方で、いまは存在していない仕事が生まれるということです。
悲観する必要はないですね。

しかし「どうにかなるんだ!」と楽観するのは危険です。

AI時代のような未来は仕事のあり方も変わる

「そのときにどこかで働けばいいや」

この考え方はもうやめるべきです。

いますでに、非正規雇用やブラック企業などが問題になっています。
今後も変わらないどころか、就職が厳しいことも想定しておくべきです。

会社はあなたのために、親切で雇うわけではありません。
最後に、まとめつつ大切なので深掘りします。

面接官が人ではなく、AIになったらどうしますか?
情を入れず、過去の実績と適性テストで判定するかもしれません。

ニコニコ訴えかけても意味がなかったらどうしますか?
あなたはどんな実績を持っているでしょうか。

あなたの持っている資格は、他の人も持っていませんか?
代替の効く仕事は、あなたである必要がないのです。

あなたの武器はなんですか?
それはAIにもできませんか?
あなたである必要はありますか?

徹底的に考えてください。

AIという言葉が世に出てから、急激にAI化は進んでいます。
時期が来てからでは手遅れになります。

いまから準備をして、行動を始めてください。

AIの時代が来ても仕事を奪われないために。