継続できない理由を知って克服する【簡単です】
「なにかをやろうと思っても続かないんですけど・・・」
思い立って行動を起こしても続かない。
本を読んで感動して、挑戦したのにまったく継続できない。
特に珍しいことでもないので、がっかりする必要はありません。
継続にはコツがあり、継続できている人の多くはコツを知っています。
今回は継続できない理由を知った上で、継続できる考え方を解説します。
この記事でわかること
- 困ってないから続かないだけ
- モチベーションに頼ると失敗
- 今の自分は過去が作った作品
この記事のオススメ読者
- なにかに挑戦しても続かない方
- 挑戦してもすぐにあきらめる方
- 今度こそ継続して行動したい方
それでは1つずついきましょう。
継続できない理由を知って克服する【困ってないから続かないだけ】
「困ってないんじゃなくて、困ってるから行動したんだけど」
本人は、今のままではダメだと思って行動し始めています。
しかし、何度やっても継続できずにあきらめてしまう。
それは、断言しますが〝困っていないから〟続かないのです。
しかし相談者が言うセリフは「いや、困ってるから行動してます」と言います。
本来は困っていれば行動は自動的に継続します。
繰り返しますが、継続できないのは困っていないからです。
困っていないなら継続できる理由を作って克服する
「困っていないってどう言う意味?」
では具体的に解説します。
- 今日の夜、寝る家がない
- 今日から食事ができない
- まもなくお金がなくなる
上記の中にひとつでもイエスがある人は、イヤでも継続できます。
そうです。〝困っているから〟です。
少なくとも上記のすべてがノーである場合、困ってはいません。
なぜなら、行動し始めたことを継続しなくても明日を迎えられるからです。
あなたが行動し始めたきっかけは、どのようなものだったでしょうか。
- 本を読んで刺激を受けた
- 成功者のコラムを読んだ
- ユーチューバーに憧れた
きっかけはなんでも良いのですが、成功者をきっかけにした人も多いはずです。
注目すべき点は、成功者の多くが行動を継続できた人であること。
同時に、成功者が行動をし始めたときに〝困っていた〟ことが多いということ。
あなたも成功者の苦労時代は、ネットなどで見たことがあったりするはずです。
成功者に限らず、行動を継続できる人の多くは困ったがきっかけになっています。
困っている状態を克服するために継続したようなものです。
では、困っていない人は継続できないのでしょうか。
いやできますし、方法もコツもありますので解説します。
継続できない理由を知って克服する【モチベーションに頼ると失敗】
「困っていないのなら、継続することはできないの?」
困っていなくても継続できます。
まず、継続できない人の特徴を確認します。
- 興奮した勢いだけで行動した
- モチベーションに頼っている
- やる気のある日しかやらない
いかがでしょうか。
思い当たるのではないでしょうか。
困っていない人は、気持ちだけで行動を継続しようとしてしまいます。
気持ちで継続するのはとても難しく、あきらめてしまう人が多いのです。
※ここでひとつ注意点があります。
モチベーションとやる気は似ていますが、同じではありません。
こちらの記事で解説していますので、確認しておきましょう。
参考記事:モチベーションは必要なのか【正解を知ろう】
気持ちだけでは継続する理由になりません
先ほどの表をもう一度、見てみましょう。
- 興奮した勢いだけで行動した
- モチベーションに頼っている
- やる気のある日しかやらない
気持ちの勢いは、長く続くものではありませんよね。
モチベーションもやる気も、同じように続くものではありません。
では継続できる人は、なぜあきらめずに継続できるのでしょう。
〝気持ちに関係なく、日課にしているだけ〟です。
困っている人は、困っているから継続せざるを得ない。
困っていない人は、やる気があってもなくても〝ただ継続する〟だけです。
気持ちに頼らずに、誰もが継続していることがあります。
- 歯みがき
- 入浴、シャワー
これらを気持ちやモチベーションで行なう人はいません。
そうです。誰でもできている継続はあるのです。
子どもの頃に、親から言われた記憶がありますよね。
「さっさとお風呂に入りなさい!」
「寝る前にちゃんと歯を磨きなさい!」
いつからか、言われなくても継続できるようになっていますよね。
行動がクセになれば、継続は楽にできるようになります。
クセになるまでは、少し大変でもあるので頑張る必要があります。
しかし一度、クセになれば歯みがきのように気持ちと関係なく継続できます。
継続できない理由は、気持ちに頼っているから克服できないのです。
継続できない理由を知って克服する【今の自分は過去が作った作品】
「今の自分は過去が作った?作品??」
とても大切なので、ていねいに解説します。
先ほどの歯みがきや入浴を例にとりましょう。
過去のあなたが入浴していなかったら、どうなっているでしょうか。
歯は虫歯だらけでボロボロです。
体も頭もクサくて近寄れません。
過去の自分の継続が作った結果が、今の自分という意味です。
〝いまの自分が過去の継続でできている〟を理由に克服する
- 歯を磨き続けた人は虫歯になりにくい
- 筋トレを継続した人はカッコいい身体
- 不規則な生活を続けると不健康になる
すべて過去の行動を継続したか、しなかったかが今日の自分です。
継続ができず、あきらめそうになるのは不思議なことではありません。
しかし、今の自分の行動が未来の自分を作るのは事実です。
あきらめそうになった時こそ、思い出すべき事実です。
モチベーションや勢いなど必要ありません。
やる気、勢いだけで行動すると克服もせずに挫折します。
やる気のない日はやらないし、勢いがなくなったら継続をやめてしまいます。
今日の自分の行動が続いた先に〝どんな自分ができてしまうのか〟を考えてください。
今あなたがしている行動が未来の自分になる。
この2つを常に覚えておきましょう。
どんな自分を作るかを理由にすれば継続できない自分を克服できます。
継続できない理由を知って克服する【まとめ】
いかがでしょうか。
継続できなかった理由と克服するコツがお分かりいただけたでしょうか。
最後に重要な考え方を解説します。
まず今日の3つの見出しをもう一度、確認しましょう。
- 困ってないから続かないだけ
- モチベーションに頼ると失敗
- 今の自分は過去が作った作品
この3つでしたね。
実はこの3つは、ひとつにつながっているのです。
継続するコツは見方を知れば克服できます
もう一度、今日の見出しをよく見てください。
- 困ってないから続かないだけ
- モチベーションに頼ると失敗
- 今の自分は過去が作った作品
歯みがきで解説します。
今は困っていない→今は虫歯がない
↓
みがく気がない→虫歯ができ始める
↓
虫歯になった→みがかなかった過去
おわかりでしょうか。
ここは大切なので、わかるまで読み返して見てください。
バラバラで解説した3つが、実は克服のコツがつながっているです。
行動を継続できる人は、この仕組みを知っているのです。
行動を継続しないと望まない自分になって困ってしまう。
それだけはイヤだということをモチベーションにするのです。
結果的にやる気もモチベーションも利用した克服の方法です。
しかし、いきなりすべてをつなげるのは難しい点でもあります。
理由がわかったところで、まずは挫折を克服できるまで継続しましょう。
挫折しそうになったら〝未来の自分〟がどうなるかを想像してください。
誰もがスムーズに、苦労もなく継続できているわけではありません。
つらい日もあるし、やる気の出ない日もあります。
他人には言わないだけで、あなたも他の人も同じです。
では、今この瞬間から継続できなかった自分を克服しましょう。
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