プライドを捨てられないなら成功しません【捨てないくていいものもある】

人生

「プライドが高いと損をするってよく言われてますよね」

これは結論から言って正解です。
なにひとつ、良い結果に繋がらないし損しかありません。

それでも手放さない人が多いのはなぜでしょう。
わかっていてもプライドが邪魔をしてしまう。

私も以前はプライドが高く、しかも自分でもわかっていました。
結果的には捨ててしまい、加速して成長できた確信があります。

今回は、手放すべき邪魔なプライドについて解説します。
プライドが高い理由を理解した上で、捨てる方法も解説しています。

記事を読んで、くだらないプライドはサクッと捨ててしまいましょう。

この記事でわかるプライドの本質

  • なぜプライドが捨てられないのか
  • 捨てないと自分だけ損をし続ける
  • 捨てなくていいプライドは大切に

それではひとつずつ解説します。

プライドを捨てられないなら成功しません【なぜプライドが捨てられないのか】


必要のないプライドは、つねに成長の邪魔をします。
しかもそのプライドを守るために自分に嘘までつくことも。

そもそも、なぜ役に立たないプライドを捨てないのでしょうか。
人の心理状態によって多少は理由がすこし違います。

とはいえ、プライドが高いとストレスが溜まりやすいのも事実。
結果的に、つねにマウントを取りたがる傾向もあります。

いずれにしても、長期的に成功するためにはプライドは邪魔です。
まず、プライドを捨てられない理由を理解しましょう。

プライドを捨てない理由はなに?

プライドには捨てるべきものと守るべきものがあります。
しかし、まるで命のように大切に守っているのも事実。

成功するために捨てるべきプライドをひとつずつ解説します。

プライドを捨てたほうがいいことに気づかない

プライドは守るべきだと思い込んでいるパターンです。
確かに守るべきプライドもありますが、ほとんどはゴミです。

成功を邪魔するだけで、気づいたら人生が詰んでしまいます。

プライドが高い人は自分が正しいと思い込んでいる

最大の勘違いです。

特に、過去にうまくいった経験がある人ほど当てはまります。
自分の成功体験が邪魔をして、他の考えを受け入れられない人です。

プライドが高い人は間違った自分を知られたくない

他人に失敗や間違いを見られたり、知られるのをごまかす人です。
職場では、いちばん面倒なタイプで上司にいたら大迷惑です。

実力に自信がなく単なる強がりだけのプライド

自信がない、実力がないことがバレたくないパターンです。
実力がある人は、あっさり非も認めるのですぐに見分けられます。

強がるほど〝私は無能です〟と宣言してるようなものです。

プライドが高い人ほど価値観の変化に異常なほど弱い

こちらも過去の成功体験などにしがみつくタイプの人です。
新たなことに挑戦したり、変化してゼロからスタートできないタイプ。

中高年の管理職に多く、若い世代にはあまり見られません。

いかがでしょうか。

自分が当てはまる部分があれば、すぐに捨ててしまいましょう。
プライドは他人はもちろん、自分もなんの得もありません。

〝その場の自尊心が満たされる〟
ただそれだけで、成長もなくメリットはゼロです。

人によって理由が違いますが、理由は2つのどちらかです。

  1. 自信のなさ
  2. 自信過剰

必ずこのどちらかに当てはまります。
気づいていない人も多いので、改めて自分を見直すべきです。

プライドを捨てると勝ちやすく、加速して人生が成功しやすくなります。

プライドを捨てられないなら成功しません【捨てないと自分だけ損をし続ける】


プライドは〝その場だけの自尊心〟が満たされる解説はしました。
その場だけなので永遠に飢えており、何度でも満たされたいと思うのです。

仕事では〝成果や達成よりも〟自尊心が満たされることを望んでいます。
しかしこの状態は、永遠に損をし続けます。

しかもまわりは気づいているのに、本人だけが気づいていません。
そんなことはすぐにでもやめて、捨ててしまいましょう。

プライドを捨てられない本人だけが損をして、周りはノーダメージ

記事を読んでいる人が、
プライドを捨てられない人という前提で解説します。

捨てるべきプライドを捨てなくても、周りは困りません。
巻き込まれるのは迷惑ですが、困りはしません。

困るのは本人だけです。
気づいたときには単なる無能が年を取っただけ。
すると結末はひとつです。

これまで以上に加速して、プライドを守ろうとするのです。

では、周りの人はどうなるでしょうか。

・プライベートでは関わりたくない
・上司や同僚なら転職するか距離を取る

いずれにしても、迷惑であることに変わりはありません。
しかし、成功したい人や行動力がある人は離れていきます。

結果的に、プライドを捨てられない人の周りはどうなるでしょう。
気がついたら周りには有能な人がひとりも残らないのです。

役に立たないプライドは、いますぐに捨てましょう。
その場だけの心が満たされても勝てないし、成功もしません。

プライドを捨てると驚くほど気持ちが楽になり、成功へ進み始めます。

いますぐに捨てましょう。

プライドを捨てられないなら成功しません【捨てなくていいプライドは大切に】


「捨てなくていいプライドがあるんですか?」

プライドは日本語でいうと誇り(ほこり=あるいは誇る)ですね。
意味は〝得意げなさま〟とされています。

簡単にいうと〝自分を素晴らしいと思う気持ち〟です。

プライドはすべて捨てるものではありません。
捨てる一方で、持っているべきプライドもあるのです。

成功するために捨ててはいけないプライドがある

では、捨てずに持っているべきプライドとはなんでしょうか。

向上心 成長を続けようとするプライド
責任感 やり遂げようとするプライド
正義感 正しくあろうとするプライド

その場の損得で、これらのプライドを捨てる人がいます。
しかも、あっさりと捨てられてしまうのです。

本当なら捨てるべきプライドを守り、
守るべきプライドを捨ててしまう。

意外にも多く、この間違いに気づいていない人がいます。

成功者や勝ち続ける人は、守るべきプライドを知っています。
そして、邪魔なプライドをあっさり捨てています。

失敗を見られるのも恐れない。
間違いを笑われることも恐れていません。

くだらないプライドが役に立たないことを知っているからです。

守るべきプライドと捨てるべきものを区別しましょう。

成功するために、捨てるべきプライドは今すぐに捨てる。
成功するために守るべきプライドは、妥協せず守る。

守るべきプライドを捨ててしまうと、成功が遠ざかってしまいます。

プライドを捨てられないなら成功しません【まとめ】


はじめからプライドが高くない人もいます。
性格的に素直な人ほど、無駄なプライドがありません。

おそらくプライドが高い人を不思議に思うでしょう。

では、最後に確実にプライドを捨てる解説をします。

プライドを捨てられないのは、失敗を許さない教育のせいです

誰もが小さい子供のころ、なにかをすれば誉められます。
たとえそれが失敗だったとしてもです。

・すごいね!
・うまいね!
・よくできたね!

ところが小学校に入った途端、どうなったでしょう。
間違いや失敗が許されなくなります。

・それじゃダメだね
・まだできないの?
・みんなできるのにね

学校のルール通りの正解を出せないと、不正解になります。
間違いでなくても、ルールに合わなければ間違いにされるのです。

失敗を恐れなかった時代は終わり、失敗を恐れるようになります。
当然ですが、失敗を隠すことも出てくるのです。

しかも普段はできる子ほど、失敗を隠すことが増えてきます。
〝できる自分でなくちゃイヤだ〟という心理です。

できる自分を誇りに思っているので、失敗を認めない。
見られるくらいなら、自分が正しいままにしようとするのです。

役に立たない、くだらないプライドの完成です。

自分のせいで作ったものではないのがわかりましたね。
思い当たる人は、いますぐに捨ててしまいましょう。

今回の記事をまとめます。

  • なぜプライドが捨てられないのか
  • 捨てないと自分だけ損をし続ける
  • 捨てなくていいプライドは大切に

・自信のなさや、自信過剰が捨てる邪魔をしている。
・まわりは無キズ。損をするのは捨てない本人だけ。
・捨ててはいけない本来のプライドは守り抜くこと。

役に立たないプライドは成功の邪魔でしかありません。
勝ち続けることもできません。

しかも、ごまかせていると思っているのは本人だけです。
なんとも残念な状況です。

プライドを捨てた人は、あなたをあっさり追い越してしまいます。
取り返しがつかなくなる前に、捨ててしまうべきです。

捨てるには、少し勇気が必要かもしれません。
しかし守るメリットはゼロ。
逆に捨てるメリットは、無限の可能性があります。

成功するために、いますぐプライドを捨ててしまいましょう。