本を読んでも人生は変わりません【変化は簡単】

人生

「本をいくら読んでもなんにも変わらないんですが・・・」

そうですね、基本的にはまったく変わらないですよね。
あんなに感動したのに、数日で元どおりになりませんか?

わたしもずっとそうでした。
納得いかなかったので、先輩など成功者に相談しつつ、
どうにか形になって読書を活かせるようになりました。

慣れてしまえば、本を読むことで人生を変化させることは割と簡単です。
今回の記事は、そのための方法と注意点などを解説します。
実際に友人たちにも成果がありましたので、ぜひ読んでみてください。

この記事でわかること

  • 好きなように本に書き込む
  • 意識が薄れる前に行動する
  • 良かった本ほど3回は読む

この記事のオススメ読者

  • 毎回のように読んでも記憶に残らない方
  • 何冊も読んでるのに少しも変化しない方
  • 自分を変えたいのに読書で変わらない方

それではひとつずつ解説します。

本を読んでも人生は変わりません【好きなように本に書き込む】


「書き込んじゃうと転売できないんですよね」

最近やたらと多いのですが、人生を変えたいならこれはやめましょう。
ガンガン書き込んでください。理由はこれ。

  • 素晴らしい部分も記憶できない
  • 書き込むことで脳に定着させる
  • 二度目は感動部分が変化してる

思い当たりますよね。
どんなにすばらいい本に出会っても、数日でごっそり抜けおちます。
これは脳の構造上、新たな記憶のために常に消し去ると言われてます。

しかしそんな理屈はどうでも良いのです。
覚えてられないのなら、どんどん書き込みましょう。

読み終わった本を売るつもりなら人生は変わらない

「転売すればお金も浮くし、コスパ良いんだけど」

本には当たりとハズレがあります。わかりますよね。
しかしこれは、その本自体が外れたのではありません。
読者の性格や、その時のメンタルなどとの相性であることが多い。

それなのに、せっかく良かったものを売ってしまうのですか?
「さすがに良かった本は売りません」となれば基本はオーケーです。

では、転売しないのに書き込まないのはなぜですか?
これは性格的な人が多いですね。
なぜわかるかというと、私がそうだったからです。
帯もきれいであって欲しいほど、潔癖でした。

ところがこれ、何の役にも立ちません。
飾りで買ったわけじゃないのに、何をやってるんだ?と。
それ以来、影響を受けた本は書き込みだらけで汚いです笑。

それと、書き込むことで脳への定着以外にもメリットがあります。

別のタイミングで読み直すと、別の部分に刺激を受けることがある。

これはとても多くて、読書好きなら経験がありますよね。
その時の自分の変化を知ることは、メリットしかありません。
書き込んでいなかったら、気づけなかったことです。
付け加えると、かつて面白くなかった本が今度は役に立ったりも。

ここで念のため、まったく無意味な方法をお伝えします。
気に入ったページの写メを撮っても完全にムダです。

何度も試しましたが、やはり線を引いたり書き込む動作が無いからでしょう。
読んだインプットに対して、記憶しようとする威力が弱いのです。

これでは人生に変化を起こせません。
変化しないなら、本を読んだ時間がムダな時間にすらなりかねない。
ガンガンに書き込みましょう。

本を読むだけでは人生は変わりません。

ネタ帳にするほどの勢いで書き込みましょう。

本を読んでも人生は変わりません【意識が薄れる前に行動する】


「とてつもなく影響を受けたのに何も変わらない」

繰り返しになりますが、全くその通りです。私もです。
下記のような、こんな経験はありませんか?

〝海外旅行で英語が話せなくて学習を決意〟

どうですか?みなさんも一度はありますよね。
大半の方は、実際に何もしないで終わってしまう。
ところが、ここで続いた人もちろんたくさんいます。

動いた人というのは、変化できた人です。
本を読んで、人生が変わった人ですね。
変わらなかった人との違いは、たったひとつだけです。

記憶が濃い段階で行動を始めた人です。

本を読み終わってからでは人生を変えるには遅い

薄らぐのは、本を読んだ記憶だけではありません。
先ほどのように、英会話の例を取っても同じことです。

薄らいでしまうのは脳の構造もでしょうし、日常に追われます。
その中で、本を読んだ記憶や感動はあっという間に消え去ります。

これを防ぐために大切なことは初動です。
要は初めに動き出すのをいつにするのかということ。

「読み終わったらやるぞぉお!!」

これでは間に合いません。
なんとか読み終わった日に始めれば、間に合うかのラインでしょう。

影響を受けた本で人生を変えたいなら並走しましょう。
読み終わりなんて待つ必要ありません。
途中で行動を始めない人は、二種類のパターンがあります。

①しっかり読み終わってから動こうとしてる
②変化させたいのに、実際は動く勇気がない

①の人は間違えてるだけなので、すぐに変化させられるはず。
問題は②の人で、実は割と多いですね。
このような方は、意地でも変えようと覚悟しないと変化できません。

どちらのケースであっても、影響を受けた時点で動き出してください。
〝仮にそのまま途中で読まなくなってしまっても良い〟

ここは非常に重要です。
せっかく買ったから最後まで読んでからという気持ちはわかります。

読むために買ったのではありません。
人生を変えるために買ったのです。

本を買ったのは人生を変えるためです。

本末転倒にならないように。

本を読んでも人生は変わりません【良かった本ほど3回は読む】


「よくわからなかった本を読み直すことはあるけど」

そんなものは無意味です。
捨てろとは言いませんが、しばらくはほっときましょう。
今の自分では理解できないか、意味がなかったということです。

それよりも、影響を受けた本ほど読み返してください。
確実にさらに深く理解したり、新たな発見をします。
はじめに読んだときとは、別の部分に線を引いたりするほどです。

良かった本は持ち歩いて人生を変化させる

現在は電子書籍も主流になったので、紙の本は減りました。
タブレットやスマホなどで読書をするのは便利ですよね。

もしも影響を受けたのなら、紙の本で持つことをおすすめします。
書き込むのは、本当に紙のほうがおすすめなんです。
言っている意味は、理解していただけるはずですね。

これを持ち歩いて、あらゆる隙間時間にペンを持って読むのです。
読み込むことで脳にも定着し、人生に変化させるはずです。

どんなに影響を受けても記憶は薄らぎます。
そして何事もなかったように消え去ります。

私を含め、買い直したことがあるという方は多いのです。
記憶に残ると思っても、実は残っていないということです。

影響を受けるほどよかった本ほど、読み込みましょう。
本を読んで人生が変化しないのは、消え去ってしまうからです。

行動に移していても、たまに読み返すことで変化を継続させましょう。

本は人生を大きく変えるきっかけにはなります。

しかし継続させるためには、繰り返し読み込みましょう。

本を読んでも人生は変わりません【まとめ】


本を読んで人生を変えたいと思う人はとても多いです。
それでも大半の人は変わらない。これも事実。

今回の記事で、その意味を理解していただけたら最高です。
ぜひ、人生を変化させてください。

本は著者によって人生が変わります

読書好きの方はよくご存知ですが、
基本的にはほとんど同じことが書かれています。
その中で気にいる本と、気に入らないものがある。

これはもう、相性だと思って良いですよね。
言い回しだったり、文脈が心地よいなどです。
他人が良いと言っても読んでみたらそうでもないなと。
そのためにも様々な本に手を出しても良いですよね。

アマゾンも読み放題のサブスクで可能になってますし。
月額¥980-て読書好きにはもう、タダみたいなものですよね。
単行本一冊より安いって、今まではなんだったのだろうか・・・

以前はとてもお金がかかった読書も気軽になりましたね。

月額の定額で読みまくって、影響を受けた本を紙で買い直すのもありです。
考えられないほど便利になりました。

本を読んでも人生は変わりません。
しかし本で人生を変えることはできます。

これは本を〝読んだだけ〟では変わらないということ。
正しく読んで人生を変えていきましょう。

読書は素晴らしいインプットの道具です。
ぜひこれを活かして、人生に大きな変化がもたらされますように。