友だちと組む仕事はデメリットだらけ【実体験】【解決する】

一般 人間関係

「友だちに仕事を依頼したらダメなの?」
結論から言うと依頼を受けるのも良くないですね。

前提として、仕事を依頼する相手との関係が重要です。
お金であっさり割り切れる程度の関係ならOKです。

割と仲の良い友だちに仕事を依頼したり、されたりは、
かなりの確率で友だち関係に影響する
んですよね。

今回は実体験を踏まえ、友だちに仕事を依頼すべきでない理由を解説します。
読み込んで理解していただければ、うまく判断できるようになります。

この記事でわかること

  • お互いが甘えてルーズになる
  • 友達だからこそ値切らず払え
  • 仕事への姿勢で関係すら悪化

この記事のオススメ読者

  • 友だちに仕事を依頼しようとしている方
  • 友だちとの仕事を気持ちよく行いたい方

それでは1つずつ解説しましょう。

友だちと組む仕事はデメリットだらけ【友だちという我慢がストレス】


「友だちに仕事を頼んだら何がまずいの?」

優れた技術やノウハウを持っている友だちがいませんか?
仕事を依頼しようと思った時に、友だちを選ぶことがありますよね。

仕事の依頼自体は、なんの問題もありません。
しかし、友だちに仕事を頼むと良い結果にならず、
割とお互いがデメリットを感じることがあります。

友だちだから仕事がルーズになるデメリット

友だちに仕事を頼んだ方が経験することがあります。

  1. 納期を守らない/頻繁に催促しにくい
  2. 割と価格が不満/仕方なく受け入れる
  3. 無茶振りをする/仕方なく受け入れる

上記を見てわかることは〝文句を言いにくい〟ということです。
もうひとつは〝文句を受け入れるしかない〟もあります。

上記のをもう少し深掘りすると、わかることがあります。

②を例にすると、価格が不満でも友だちだから受け入れることがある。
実は②を利用して、受け入れてくれるだろうと値切ったりもします。

友だちであることを利用して、得をしようとするわけですね。
しかも友だちだから文句も言いにくく、パッと見は我慢も見えにくい。

結果、友だちとの仕事はどちらかが不満を持ったままの場合があります。
文句も出てきにくいので、不満を持った側だけがストレスになります。

友だちに仕事を依頼することがあるなら、よく考えてから行いましょう。
自分はもちろんですが、友だちも満足して行えるように依頼しましょう。

友だちにデメリットを感じてしまったら気持ちよく仕事をできません。

友だちだからこそ、相手の気持ちも考えて仕事を依頼しましょう。

友だちと組む仕事はデメリットだらけ【友達だからこそ値切らず払え】


「少しでも安くしたいから友だちに頼みたいのに」

いや!これは違います。
もうネタバレしますが、友だちにこそ1円も値切らずに払いましょう。

価格については一部を除いて、しっかり払うべきです。
日頃の感謝から、好意で安く受けてくれることもありますよね。

例外を除いて、友だちの仕事を値切ることはデメリットしかありません。

  • 二度と頼んでくれない
  • 人へ紹介してくれない
  • 友だちの関係が壊れる

③は後ほど解説しますが、実際に起きていることです。

友だちは仕事でデメリットが欲しいわけじゃない

私を例に出します。

ファッション関係の小売店をしていた頃のことです。
友だちK君は月に一度のペースで来ていました。
K君は店に来ると、すぐに言うセリフがあります。

「どれなら安くなるの?」
「これはいくらになる?」

これを「別に変じゃないじゃん」と思った方は要注意です。
友だちからイヤがられている可能性がありますよ。

深掘りしましょう。

友だちだと安くなる、そう思う感覚は理解できます。
実際に私も安く提供してもらったこともあります。
飲食店であれば、ドリンクをサービスしてもらったことも。

しかし、サービスを自分から要求するのは間違いです。

もうひとつ例を挙げます。
A君からあるものをデザインして欲しいと依頼がきました。
その中で〝私の感性も入れて〟行なって欲しいとのこと。

結果、価格に不満を言われてストレスだらけの仕事として終わりました。
友だちとの仕事にデメリットしかなかった出来事です。
なにがデメリットかと言うと、

〝相場では◯円くらいですよ〟

驚いたことは、A君の基準がクラウドソーシング(※)での相場。
A君は〝私の感性を入れて〟行なって欲しいと言ったのにです。

参考リンク:クラウドソーシングとは

デザインで食べている私に対し、失礼な好意です。
本来はプロにプロの仕事を値切るべきではないのです。

友だちに依頼をするときは、値切るべきではありません。
まったく知らない人や会社であれば、トラブルは起きません。
内容の不満や、価格が折り合わなければ成立しないですよね。

値切るときこそ、まったくの他人に依頼すべきなのですよ。
友だちでなければ、お互いが堂々と不満を言えますからね。

友だちにデメリットを与えるような仕事を依頼してはいけません。

友だちと組む仕事はデメリットだらけ【仕事への姿勢で関係すら悪化】


「仕事への姿勢ってなに?」
仕事への姿勢をもう一度まとめます。

  • 値切ったら安くなるだろう
  • 少し遅れても大丈夫だろう
  • このくらいで大丈夫だろう
  • 無茶振りも受け入れるよな

友だちであることを利用した間違った発想です。
仕事への取り組み方を間違えたら、友だちでなくなってしまう。

友だちの仕事にデメリットを感じたら最悪です

都会であれば問題ないことでも、地方では悪影響が目立ちます。
実際に起きていることで解説します。

Y君が仕事を受けたときに、相手が不満を持つことがあります。
仕事へのクレームに対処する際のことです。

まず、クレームなのでY君に問題があるのです。
普通の仕事であれば責任を持って対応しますよね。

ところが友だちだと対応が変わってしまう。
要は面倒だということですが、それが態度に出てしまうのです。
もちろん本人の性格の問題ですが、ここでさらに問題が出る。

深掘りします。

Y君のような雑な対応も、相手がデメリットしか感じません。

都会でなく、地方はなにが問題かというと悪評が広まるのです。
人間関係がドロドロになってしまい、最悪です。

都会でビジネスをしていても、人間関係のトラブルは多少はありました。
しかし地方で悪評が広まると、仕事が消えるだけでなく、
友だち関係すら悪化してしまうのです。最悪ですよね。

家族すら巻き込まれて、陰口を言われたりしてしまう。

友だちの仕事なんて受けるべきではありません。
どうしても受ける場合は、その先も見越して受けるべきです。
依頼する場合も、同じようにしっかりと先を想定しましょう。

友だちであれば見なくて済んだ仕事への姿勢です。
デメリットにならないように注意しましょう。

友だちと組む仕事はデメリットだらけ【まとめ】


友だちへ仕事を依頼するデメリット。
逆に友達から仕事を受けるデメリット。

私は東京で仕事をしていたころは、あまり感じませんでした。
都会では、仕事を頼む相手が多いので感じにくいのです。

友だちとの仕事で受けるデメリットは圧倒的に地方が影響する

以前に比べ、クラウドソーシングはかなり定着しました。
とは言え、地方はまだまだアナログです。
友だちを利用してトラブルになった場合、地方は影響がでかい。

ちょっとしたトラブルがデメリットになり、友だちではなくなってしまう。

都会なら平気なわけでもありませんよね。
実際に私も友だち関係が悪化して、疎遠になったことが何度かあります。

依頼する側もされる側も、お互いにくれぐれも気をつけましょう。

結論を言うと下のようになります。

〝友だちでいたい人に仕事を依頼しない〟
〝友だちでいたい人から仕事を受けない〟

難しい場合もあるのはわかります。
何度か経験したのですが、それでも全てがうまくいくとは限りません。

友だちとは楽しく関わっていたいですよね。
仕事をしても楽しくできると思いがちです。

友だちとの仕事は、デメリットになるという事実を踏まえて決めましょう。