読解力がないと人生かなり損をします【初心者向け】【解決法あり】

人生

「文章や言葉の意味を理解するって難しいですよね」

読解力というのは、文章を読み解いて理解する大切な力です。
そして読解力が高い人は、人にものごとを伝えることも得意。

今後に迫っているAI時代にも大いに必要な読解力。
AIが、仕事を人と取って変わりにくい分野が読解力とされています。

今回は読解力の大切さと、メリットについて詳しく解説しています。
さらに、解決策と読解力を高める方法についても理解できるようになっています。

この記事でわかる内容

  • 読解力は伝達力とほぼ同じ
  • あると思ってる人も危ない
  • 読解力の改善と高める方法

この記事のおすすめ読者

  • 読解力がなく苦手な方
  • 読解力に自信がある方

それではひとつずつ解説します。

読解力がないと人生かなり損をします【読解力は伝達力とほぼ同じ】


まず、読解力とはなんでしょうか。

読解とは、文章に触れ、そこに内包された情報を、読者と書き手とが共有する文章表現の規則や約束事であるコードと読者に既有の知識や情報および経験を手がかりとして解読し、それを理解し、解釈するまでの、読者の一連の行為を指す概念である。
〜ウィキペディアより引用

読解力がないと、上の内容すら難しいはずです。
簡単に言うと〝文章の内容を理解する力〟ということです。

では、読解力がないとなぜ人生で損をするのでしょうか。
しかも〝読解力と伝達力が同じ〟とはどういう意味なのか。

  1. 本を読んでも意味がわからない
  2. 思っていることを伝えられない

読解力がないと本を読んでも意味がわからない

読書が嫌いな人は、読解力があまり高くないと言われています。
読んでも意味がわからないので、好きになれないのは当たり前ですよね。

特にビジネス系は苦手で、まったく読めないと言います。
活字が好きじゃないというのは、読解力のせいでもあるのです。

原因としてはいくつか挙げられます。
・言葉を知らない
・漢字を知らない
・動画ばかり見る
・手紙を書かない

現代のSNSやLINEなど短文メッセージもひとつの要因とされています。

読解力がないと思っていることを伝えられない

言葉を知らない

本の意味がわからない

さらに読まない

表現方法が子供レベルで止まる

大人としての伝達力が持てない

読解力がなければ、簡単なことしか伝えられません。
しかもきちんとしたビジネスの場では、会話すら恐れるはず。

読解力がない人は、不機嫌になりやすい傾向があります。
なぜなら〝自分の感情を正確に伝えられないから〟です。

幼い子が親に理解してもらえず、感情的に泣くことがあります。
まだ多くの言葉を知らないせいで、感情をうまく伝えられない。

これが読解力=伝達力ということです。

人は学んだ分しか成長しません。

子どもを見ているとわかりやすいですね。
絵本が読めるようになる頃、
絵本レベルの読解力で伝えることができています。

大人になっても仕組みはまったく同じです。
あなたの伝達力は、あなたの読解力以上にはなりません。

読解力がないと伝達力も低く、結果的に人生は損をする場面が多くなります。

読解力がないと人生かなり損をします【あると思ってる人も危ない】


読解力がないという自覚がある人は、実は改善が早いです。
本人が学ぼうとさえすれば、どんどん改善されていきます。
(※改善方法は後半で解説します)

一方で、手に負えないというか残念な人がいます。

〝自分は読解力が高く、伝達力も高い〟と思い込んでいる人。

読書も得意で、漢字や言葉も多く知っている。
それなのになぜ残念なのでしょうか。

読解力あると思い込んでいる人は損に気づかず改善されにくい

読解力がゆがんでいるからです。
ゆがんでいるというのは、都合よく解釈してしまうということ。

文章を読んでも、書き手の意思を読み取ろうとしない。
それどころか、読み手の自分が決めつけてしまうのです。

・自分は読書が得意だ
・自分は理論派である
・論破なら任せとけ!

プライドが高く、自分が間違っていることにも気づかない。
当然、自分に読解力がないなんて少しも気づきません。

読解力があると思い込んでいる場合、チェックする方法があります。

  • 相手の話を聞いて答えても、回答がズレていると言われる。
  • 声を荒げずに、落ち着いた声では伝えられない。

相手の思いを理解できていない可能性がある。
もちろん、相手の読解力の低さかもしれません。

過去になんどか思い当たるなら、自分を一度は疑ってみるべきです。

〝回答がズレていたり、伝わっていない可能性があるのではないか〟

人はわりと誰もが自分は正しいと思いがちです。
幼い子どもは、おもちゃを欲しがるのは間違っていると思いません。

「大人ならそんなことはない」

そうでもありません。
「自分は頑張っているのだから昇給すべきだ」

会社に結果や利益をもたらしていなくても思うものです。
自分は正しいのだと、思うことは誰にでもあります。

自分の読解力を改めて見つめ直すことで、人生が好転することがあるのです。

読解力がないと人生かなり損をします【読解力の改善と高める方法】


具体的に、読解力を高める方法を解説します。

  1. 読書をする
  2. 文章を書く
  3. 手紙を書く

ひとつずつ解説しますが、
毎日この中のどれかを行なってください。

読書をして読解力をつける

「読解力がないのに読書ですか」

読書は最強です。

・毎日であれば、一日30分でも良い。
・本はマンガではなく活字だけのもの。
・ミステリーでも恋愛小説でもなんでも良い。
・可能なら音読をおすすめしますが、黙読でもOK。

筋トレと同じです。
毎日ということが大切なので、時間は気にせずやりましょう。

文章を書いて読解力をつける

「読解力がないのに文章なんて書けない!」

簡単な文章でOKです。

・読書の感想を書く。
・日記を書く。

読書の感想は簡単な表現で大丈夫です。
ポイントはどう感じるのかを書くこと。

なにが、どういう理由で面白いのか。
またはつまらないのか。

日記も簡単で短くてOKです。
だれと、なにをして、どういう感情で過ごしたのか。
その日を終えてみて、なにを感じるのか。

続けることで、少しずつ伝達力がついてきます。

手紙を書いて読解力をつける

「感想や日記と違うの?」

似ていますが、感情を伝達する練習です。
手紙が理想ですが、LINEでもOKです。

自分をすごく大切にしてくれている人がいるとします。
(他人ではなく、自分自身に向けてでも大丈夫)

①「いつも自分に優しくて嬉しい!」
②「いつも自分を理解してくれて、応援してくれてありがとう!」

明らかに②は感情が相手に伝わります。
感情としては同じでも受け取った側は、感謝されている理由がわかる。

伝えた自分も、思いをしっかり伝えられて嬉しいのです。

自分自身に伝える場合も、方法はまったく同じです。
私は自分に対して、毎日やっていますよ。

英語学習の初心者を思い浮かべてください。

・簡単な絵本からやるといいよ。
・簡単な日記を書くといいよ。
・簡単な文章でメールしてみなよ。

まったく同じなのです。

単語を覚えて文章に慣れる。

繰り返すうちに読解力が上がる。

結果、伝達力も上がる。

いきなり難しい本を読むのはムリです。
読解力や、伝達力は数ヶ月で身につくものではありません。

あせらずに毎日、少しずつ続けていきましょう。

読解力はコツコツ続けるだけで誰でも身につけられます。

読解力がないと人生かなり損をします【まとめ】


読解力の低下はメールやLINE、SNSの影響だと言われています。
しかし、以下の内容を見るとそうでもないようです。

読解力については調査も行われています。
79カ国の調査(2018年)の結果、日本は8位でした。
しかし翌年の2019年は15位まで大転落しています。
参考リンク:日本の15歳、読解力が15位に急落 国際学習到達度調査

とても驚きの内容ですよね。

結果として、学校での学習内容が問題視されています。
しかし今回の記事は、原因の追究ではないので省きます。

今回の記事をまとめます。

①読解力は伝達力とほぼ同じ
文章を理解できなければ伝えることもできません。
簡単な単語だけでは、人生で損をする場面が増えてきます。

②あると思ってる人も危ない
読解力がある⇔自己流で理解したつもり
これは紙一重(かみひとえ)です。
勘違いしていないか、見直してみましょう。

③読解力の改善と高める方法
読解力は勉強ではありません。
単なる言語なのでコツコツ続けるだけで身につきます。

正しい単語を知って、相手の文章(思い)を理解できる。
自分の思いや感情も正しく相手に伝えることができる。

仕事にも大いに役に立ち、かしこまった場での会話もできる。
表現力も上がってくると、人間関係も変わりはじめます。

読解力が身につくだけで人生は変わり、言葉での損は大きく減ります。

参考記事:自信を持てないままで勝つ方法【克服の必要なし】