【2020年度版】これから求められる資格を取って収入を得る
20代で起業し、会社運営歴は約20年のAkiです。
求められる資格は常に変化しています。
これからはどんな資格が求められるのでしょう。
転職や副業を含め、就職全般において
ますます困難な時代になってきました。
就職のために資格を取る人は以前からいましたが、
保有者が増えたり、時代の流れであまり役に立たなかったり、
就職や転職のアピールに繋がらないということもあります。
今後の求められる資格について考える必要があります。
この記事でわかること
- 求められる資格の価値は常に変化している
- 人気の資格は簡単で安いうちに取る
- 資格は人が取るよりも先に取った方が強い
この記事のオススメ読者
- 仕事のために資格を取りたい
- 安く苦労せずに資格を取りたい
- 長く求められる資格を取りたい
それでは1つずつ解説します。
これから求められる資格を取って収入を得る【求められる資格の価値は常に変化している】
資格を持っていても資格の価値そのものが常に変化しています。
- その資格が時代に求められていない
- 同じ資格を持っている人が増えた
この2点は非常に重要です。
資格は取りやすさや権威性が高いことも大切かもしれませんが、
その時代が求めるものでなければ収入を得ることができません。
資格を持つだけで求められるか、通用するかは別
皆さんは、日本国内における弁護士の人数をご存知ですか?
仮に10万件程度(2015年データ)の民事裁判でカウントすると
4万人の弁護士は年に3回しか弁護できないことになります。
すでに年収が200万円を切っている弁護士もいるそうです。
宅建(宅地建物取引士)の保有者は100万人を超えています。
求められている資格であっても、
保有者が多くなってしまえば上記の②に該当します。
果たしてこれらの人たちは満足な収入があるでしょうか。
どんなに価値があるように見えたり、人気がある資格でも
時代や企業が求めていない資格は役に立ちません。
時間と労力をかけて資格を取るわけですから、
求められていないものに時間を費やすのはもったいないです。
今からどんな資格が求められるのかを見極めることが大切です。
これから求められる資格を取って収入を得る【人気の資格は簡単で安いうちに取る】
資格を取るときによくある間違いが、
〝この資格が人気です!〟
こんな言葉には注意してください。
本当に求められているとしても、すでに保有者が多いのであれば
先ほどの内容のように競争が激しく、稼げない可能性があるからです。
可能であれば多くの人が資格を取る前に取得すべきです。
求められる資格に限らず、費用や合格率は変化している
一昔前、宅建の資格は誰でも取れると言われていました。
理由はいくつかありますが、何名かの保有者に聞くと
同じ回答が返ってきます。
〝宅建の保有者が足りないから〟
これは前項の弁護士の数と、裁判の数のバランスとは逆で
不動産の取引数の多さに、宅建の保有者が全く足りていなかったということです。
この流れが生んだ結果として、非常にわかりやすいですね。
ご存知の通り不動産取引において、この資格は義務付けられているわけです。
高度経済成長期から不動産の取引件数は爆発的に増えたと同時に、
必要な宅建の資格保有者が足りていなかったそうです。
今では〝不合格者を出す〟テストに変わったり、
安かった受験料が高額になっていく。
このような流れは非常に有名です。
人気がではじめた資格で今後の流れから求められる資格だと
判断した場合は、早めに取っておくことが重要です。
求められる資格ほど人気が出た後は取りにくく、高額になる傾向があります。
これから求められる資格を取って収入を得る【資格は人が取るよりも先に取った方が強い】
説明する必要がないほど見出しの言葉どおりですが、
求められる資格は誰よりも先に取得しておく方が良いです。
なぜ先に取っておくと良いのでしょうか。
求められる資格ほど他人よりも先に取るべき理由
求められてから資格を取るのが、決してダメなわけではありませんが、
多くの資格は今日、明日で気軽に取れるものではなく、
ある程度の日数と労力を要し、受験日が限られているものもあります。
数ヶ月という期間は現在の就職の困難な状況を踏まえると
取得した時点で、他人に先を越されていることがあります。
もし人気が出て保有者が増える前に、
その資格を持つことができたらどうでしょう。
- 安い受験料
- 合格率が高い
- 有利に就職、転職が可能
そのためにも日頃からニュースを見たり、
ネットなどで情報を常にチェックしておくことは
先読みするためには欠かせない作業です。
人気が殺到してからでは競争が激しかったり、
受講料や受験料が高額になったります。
同時に、時代に求めらる資格は変化することに注目して検討しましょう。
時代や人に役立つ資格が求められている資格であり、常に変化することを意識しましょう。
これから求められる資格を取って収入を得る【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
求められる資格は変化していく意味をもう一度書きます。
- 保有者が多すぎてニーズを人材が上回った
- すでに求められていない資格になった
資格が求められている大きさと資格を持っている人数は切り離せない
1990年代のバブルの頃、全くタクシーを拾えませんでした。
若かった私は乗車拒否をされた回数は数え切れないほどです。
これは例にすると、タクシーが10台に対し、乗りたい人が100人いるということです。
この後に、バブルが崩壊した後はどうなったでしょうか。
職を失った人があまりに多く、
この中からたくさんの人がタクシードライバーへ転職しました。
その結果、こんなことが起きたのは当然でした。
なんと、タクシーが100台に増えたところに、乗る人は不景気で10人に減ってしまった。
乗客の取り合いが起きたことは、すぐにお分かりですね。
しかし、こんな中でも変わらず売り上げを叩き出し続ける例外ドライバーがいます。
興味のある方はこちらの記事で解説しています。
参考記事:つらくてキツいタクシードライバーが稼ぐコツ【実話をもとに解説】
資格を取る際は、求められる資格とは何かを調べ尽くす。
その上で取得までの期間を踏まえると、少し先のニーズが狙い目です。
※今後のニーズが予想される資格についても後日、解説します。
求められる資格と同時に、資格を持っている人が少ないことがポイントになります。