過去ばかり見てしまう心理からの脱出【ポジティブへ転身する】

人生

「過去ばかり見てしまうんです」
「あの頃に戻れたらな…」

ネットで読んでもどうしても変われないといわれています。
しかし、実はそんなに難しいことではありません。

そんな相談は多いのですが、視点を変えることが割と重要です。
実際に話をした方の変化を私は見てきました。

ネガティブなのは人間ではなく、思考なのです。
ただそれだけなので、その思考の変え方を詳しく解説します。

記事を読んでいただければ、ネットで見かけることができなかったコツをつかめるはずです。
自分のペースで焦らずに実践できるように細かく解説しています。

この記事でわかる思考法

  • 実はポジテイブな人は2種類
  • ネガティブな自分を受け入れる
  • 自分のペースで実践しよう

この記事のオススメ読者

  • ネガティブな自分を脱出したい方
  • 過去ばかり振り返って落ち込んでしまう方
  • 常にネガティブな要素ばかり見てしまう方

それでは1つずつ解説します。

過去ばかり見てしまう心理からの脱出【実はポジテイブな人は2種類】


ここはかなりポイントになる大切なことです。

ネガティブからの脱出をしたい!過去は見ない!

こんな方は誰かを参考にしたことがあるはずです。
時には誰かに相談することもあるかもしれません。

当然ですがポジティブでエキサイティングな人を参考にしますよね。
しかし、この参考にする相手を間違えないでください。

ポジティブには2種類が存在します

下記、2種類のポジティブを説明します。

  1. 天性に近いポジティブでかなりパワフル
  2. ネガティブから脱出してポジティブになった

この両者は似ていますが、まるで違うのです。
相談相手として選ぶ場合は注意してください。

もちろん、どちらも前向きな方です。
しかし上手くできていない方は②のほうが良いことが多いです。

元々ポジティブな人はネガティブな心理を知りません。
想像して分かっているつもりではあっても経験していません。

だからネガティブな人が相談した場合、腑に落ちないまま終わったりします。
言ってることは理解できても、現実的には実行できなそうだなと感じます。

過去ばかり見てはいけない、ということは本人はわかっています。
そこへ過去ばかり見るな!前に突き進め!と言われても簡単ではないですよね。

改めて言いますが、変わることが簡単だったら相談なんてしません。
相談する際は、相手がどちらのタイプの人なのか考えてください。

過去から脱出した経験者は、あなたを理解して回答してくれます。

過去ばかり見てしまう心理からの脱出【ネガティブな自分を受け入れる】


まず大切な結論から言います。

過去をいくら見ても変わりませんが、好きなだけ見てください。

過去は見るな、前だけを見ろとはよく言われています。
それは事実ですが、まずは好きなだけ過去を見てください。

いきなり前を向こうとすると失敗します

徹底的にネガティブな自分を受け入れてくださいということです。
ここを無理に戦ってしまうと、疲れ切って余計に自己嫌悪に落ちてしまいます。

自分はやっぱりダメだ

何回やっても上手くいかない

もうどうでもいいや

相談者によくあったケースで、本人は変わりたいのです。
変わりたいのですが、簡単ではないのです。

過去を見ずに、変わりたい人ほど苦しんでしまうのです。
だからまずは、自分を受け入れることを実践してください。

自分を受け入れて、過去を満足するまで見た後は次へ進みましょう。

過去はやはり何度ふり返ろうが変わらない、無意味だ。

ここまでしっかりと確信してください。
知っていたはずですが、意図的にしっかりインプットしてください。

過去には良いことも悪いこともあった。
未来も同じことで、自分が良いことにフォーカスすると決めてください。

そこは簡単なコツはありません。
自分の意思を〝力ずくで〟決め打ちしてください。

ネガティブな自分を否定するのは間違いです。
ネガティブな思考を捨てるだけで良いのです。

過去を見るネガティブな自分からの脱出は〝その思考だけを捨てる〟です。

過去ばかり見てしまう心理からの脱出【自分のペースで実践しよう】


さて、今度は実践編です。

過去はもう見ない。
ネガティブから脱出すると決めた後に気をつけることがあります。

  • 気持ちがぶれても焦らない
  • 他人のペースを見ない
  • 途中で諦めない

ネガティブからのポジティブは大転換です。
簡単に変わらなくても否定しないこと。
決して諦めないことです。

途中にぶれてしまうことは気にする必要なし

もう一度、言いますが、精神の大転換です。
簡単にできなくても当然くらいのゆとりで進めてください。

このようの人はポジティブな人と比較しがちです。
へこむだけですので、他人との比較もしないでください。

比較すべきは昨日の自分です。
少しずつ進んでください。
ある意味、筋トレのような意識で昨日より心に筋肉がつけばそれで完璧です。

〝少しずつ、思考を変えていく〟

どうして良いかわからないなら少しずつで良いのです。

自己啓発系の本でも良いのですが、結果に繋がらない。
どれも同じようなことが書かれていて、手応えがない経験があるはずです。

精神の根底から大転換させるのは、数日では難しいはずです。
毎日ぶれたり、良かったりを繰り返して積み上げる必要があります。

まさに筋トレと同じイメージです。
数週間のトレーニングでは明らかな筋肉にはなりません。

毎日少しずつ、昨日よりも良くなるように心がけてください。
もう一度、言いますが初めは力ずくでも自分を挫折させないでください。

自分のペースで日々を積み上げてください。
筋トレのようにある日「あれっ?過去を見なくなってるかも」という日が来ます。
諦めないことで変化を感じる日が必ず来ます。

途中の浮き沈みは気にせず、自分のペースで行動を続けましょう。

過去ばかり見てしまう心理からの脱出【まとめ】


改めて言いますと、大切なことはこんな感じです。

  • 自分を否定しない
  • 課題から目をそむけない
  • 変わることを諦めない

誰も強制はしてませんし、これからもしません。
しかし変わりたいのなら、変わりましょう。

過去を見る自分をやめることを諦めない

相談したからといって変われるというわけではないです。
英会話を習ったからといって、話せないのと同じです。
自分自身の努力は必須ですよね。

何度も言いましたが、感覚をつかむまでは多少、力ずくでもあります。
しかし諦めない限り、少しづつ進んでいます。

これまでに多くの方から相談を受けました。
その中にはやはり、諦めてしまう人もいました。

変わった方と諦めた方との違いはひとつでした。
力ずくの期間を乗り越えたという点だけです。

諦めない限りゲームオーバーではありません。